Excel孫の手−１９

　もし、簡単なことで出来るはずなのに、どうしてこんなに手間がかかるの？という
　疑問をお持ちの方はメールを入れて下さい。分かる範囲でお答えするだけでなく、
　出来るだけこのページでお答えできるよう努力していきます。

	
「成長するテーブル」
	


　Ｑ．テーブルは、便利なものだということは、前回の説明でよく分かりました。																				
　　　でも、テーブルの対象というのは、変化する場合もありますから、固定してしまった																				
　　　ら使いにくくなってしまいませんか。																				
																				
　Ａ．そうなんです。鋭い突っ込みですね〜。																				
																				
　Ｑ．ボケたふりして、もう答は用意してあるんでしょう？																				
																				
　Ａ．ワハハ、それじゃ、早速。																				
																				
　Ｑ．やっぱり！																				
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　Ａ．テーブルは、使用するシートと同一のシート上に設置する場合と、ブック内の異なったシートに設置																				
　　　する場合あります。どちらがよいかは、その使用法に関係しますが、将来の拡張を見越してテーブル																				
　　　を作成する場合は、同一シート上の方が保守が楽になります。																				
　　　以下は、あるインターネットショップの仕入台帳の例です。																				
																				
　　　�@取引当初の品目数は、わずか５品目ですが、１５品目程度にはしたいとします。																				
　　　�Aテーブルを設計するときに、予め必要数だけ欄を作ります。																				
　　　�B台帳の商品名は、商品番号入力で表示が可能なように式を入力しておきます。																				
　　　�Cその式は、前回のＶＬＯＯＫＵＰを使用します。																				
　　　�Dこのとき、今の品目数だけを参照するのではなく、テーブルの最大値を参照します。																				
																				
　Ｑ．いつも、完璧な答で感心していたのですが、今回は２つ疑問があります。																				
　　　まず、#N/Aが表示されているのは、美しくないですよ。																				
　　　もう一つ、単価もテーブルから参照すれば、それだけ正確で早いと思うんです。																				
																				
　Ａ．全くもってその通りなのですが、#N/Aはこういう風に予め式を入れておいて下さいという意味です。																				
　　　単価については、固定してしまうと臨機応変に対応出来にくいと言うことで、あえて組み込んでいな																				
　　　んです。この例題では、わざとらしく同一商品でも単価を変えていますが、イメージとしてこういう																				
　　　事です。																				
																				
　Ｑ．最初のテーブルがどう成長するのか見せて下さい。																				
																				
　Ａ．このようになりました。																				
																				
　納得です。