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Excel孫の手−119


	

「エクセルの原点:常備シート」

 A.パソコンが普及して、エクセルを使う人が増えて、効率は相当上がったのです    が、逆に便利な物だから、もっともっとと要求は過酷になっています。    そこで、お勧めしたいのが、シンプルでありながら使い勝手の良い常備シート    を用意しておくことです。  Q.それって、私でも簡単に作れる物ですか。  A.簡単も簡単、見たら「何だ〜っ!」というシートです。    先ず、ご覧下さい。
 
		

  工夫してある点
   1.入力エリアと集計エリアを色分け
   2.集計結果が上部にあるので、現在の集計値が見やすい
   3.入力が何番目か項目番号が振ってある
   4.集計行より上を、ウインドウ分割で固定している
   5.入力データは一列当たり100個まで想定
   6.集計列を複数用意してある。
   7.全体の集計も用意してある。

   こういった工夫点を盛り込んであることを念頭にいれて、下記の図をもう一度
   じっくり見てください。

 
  まず、1列目に入力した状態。
  既に、合計まで計算されています。
 
  2列目も入力した状態。
  列単独の「計」も表示されています。
 
  3列目は、縦方向の入力が多くなっていますが、ウインドウの固定機能で、「計」
  は、画面から消えません。
		
 Q.こんなにシンプルなのに、いろいろと工夫してあるんです。

 A.シンプルだからこそ汎用性が高いと言うことと、一度作成した物をオリジナル
   として保管しておけば、いつでも使えるというわけです。

 Q.これで注意すべき点は何ですか。

 A.間違っても、複雑な計算や機能を追加しないことです。
   汎用性が失われてしまい、せっかくのシートが一つの目的だけにしか使えなく
   なってしまいます。


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