Excel孫の手−１１３

	
「ハードコピーで簡易データベース」

　Ｑ．今回のテーマは、何なんですか？						

　Ａ．先ず、ハードコピーって言うと、どんなイメージを思い浮かべますか。						

　Ｑ．まさかマンマ「堅い複写」じゃないですよね。						

　Ａ．？？？だらけの顔ですね。						
　　　最近使われている意味は、「印刷出力をする」事を指すのが一般的になって						
　　　きました。						

　Ｑ．それなら、画面ハードコピーは、画面に映っている画像そのものを印刷する
　　　と言うことなんですね。
　　　でも、どうやって・・・？

　Ａ．手順は簡単。
　　　これっと思ったら、キーボード右上の「Print Screen」キーを押して、
　　　ＥＸＣＥＬのシートに貼り付けます。
　　　ここまでは、以前に紹介していますが、この応用をお話ししましょう。

　　　最近は、インターネット上の地図ソフトや電車乗り換えサービスや、
　　　バス会社の路線検索・所要時間・運賃・時刻表等までも自宅から見ることが
　　　簡単に出来ますね。

　　　これを活用しようと言うわけです。その手段として、エクセルのシートに画
　　　面を貼り付けを選んだのです。

　Ｑ．それだけじゃないでしょう。

　Ａ．勿論です、このあとが大事なんですよ。
　　　データベース的な意味合いも含んだファイルの処理です。

　Ｑ．本格的ってヤツですね。

　Ａ．そう、まァ準本格的ぐらいかな。そんなことはどうでも良いんですが・・・。

　　　１．住所を直接入力して表示される地図情報画面のハードコピー
　　　２．道案内ソフトで、目的地近くの駅からの道順画面のハードコピー
　　　３．バスを利用する場合は、自宅からと駅から目的地までの両方の標準所要
　　　　　時間と料金表・時刻表・発車バス停番号のハードコピー
　　　４．グーグルのストリートビューで、目的地近くの画像が有ればそれも。

　　　これらを一つのブックに収めましょう。
　　　保存するときのファイル名は、「運賃時刻○○○．ＸＬＳ」として、○○○の
　　　中には、目的地名を入れます。

		
　　　そして、肝腎なことを二つ、
　　　一つは、調べたインターネットのアドレスを、アドレスバーからコピーしてお
　　　くようにしましょう。次回、同一の目的で到着時刻が異なる場合、とても楽に
　　　調べられます。
　　　二つ目は、このファイルはしまっておくフォルダを作成しておきます。
　　　
　Ｑ．な〜んだって内容ですね。
　　　ほとんど知っていることばかりですよ。

　Ａ．それではお聞きしますが、ファイル名やフォルダを、このように整理していま
　　　したか。

　Ｑ．そっそっそれは・・・？
　　　
　Ａ．そうでしょう。
　　　じつは、この整理すると言うことがデータベースとして役立てる為の必須要件
　　　なんですね。
　　　バラバラの知識を、統合して利用することで、知識は何倍にも活用できるよう
　　　になるんです。

　　　更に、利用した実際の記録をあとから入力しておけば、もっと余裕を持った方
　　　が良いとか、逆に、もう少し遅く出ても大丈夫などの判断が的確に出来るよう
　　　になる良い材料とすることが出来ます。
　　　これって意外と盲点なんですよ。

　Ｑ．はい、実行してみます。

　Ａ．オッ、素直な回答・・・・・。？？
　　　このように、データベースは、整然と数字が並んでいるものだけでなく、意味
　　　有るものをまとめて保存しておくことを指します。