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Excel孫の手−106


	

「ふりがながふれない?-2」

Excel孫の手105の続き  Q.前回の続きをお願いします。    説明された方法で試してみたら、友人のファイルを再現できました。  A.素晴らしい、そうやって検証してみることで、理解は深まりますから・・。    では、続きを・・・。    エクセルでは、漢字変換後も、もとのひらがなの情報を持っているんです。    この「もとのひらがなの情報」も、「属性」の一つです。    それを表示させるかさせないかを、最初にやって見せてくれた操作でコントロ    ールしてたんです。
 
   それが削られてしまったものを、エクセルで読み込んでも情報が無くなってい
   ますから、表示しようにも表示できないと言うことなんです。

 Q.そういうことだったんですか、いやー深いなぁ。
   でも、どうして、すぐに分かったんですか。

 A.それは、最初に見せてくれた二つの画面にヒントがあったんです。
   もう一回見てみましょう。

 

 
   見比べて違うのは、どこですか。	

 Q.表示の位置が違うのと、漢字の大きさが違いますね。	

 A.つまり、位置情報とフォントのサイズ情報が無くなっているわけですね。	

 Q.でも、ここでは「MS 明朝」「11」という情報が表示されていますよ。	

 A.鋭い突っ込み有り難うございます?	
   では、次の画面に見覚えはありませんか。	
 
	※実際の画面には、赤の枠はありません。

 Q.これは、「ツール」「オプション」の「全般」の画面です。
   あっ、そうか、標準フォントとサイズが・・・。
   でも、これってどういう意味ですか。

 A.惜しい、半分わかってますよ。
   エクセルは、何にも指定しないときに入力された情報を表示するのに、ここで
   指定されているフォントを、このサイズで表示するように作られています。

   読み込むファイルに情報が無いと、この指定が有効になります。

 Q.いやー、よく分かりました。
   もしかして、文字の色とか太字・斜体・下線も「属性」ですか。

 A.全くその通り。
   日頃の成果ですね。応用面にすぐ気が付くのが、素晴らしい。

 Q.いやぁ、照れるなぁ。


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