Registered at Dec 9 2007

Excel孫の手−104


	

「表示しない?という小技」

 Q.表を作っていく過程で、いろいろな注釈な前提とかを書き込んでいき、最後に    それらを消して、必要な情報だけが残るという手法を取っているのですが、    消したくない場合が多いんですよね。      A.それで、どんな方法を取っているんですか。  Q.説明するのも恥ずかしいんです・・・。  A.と言うことは、前提とかの説明を背景と同じ色にしてしまったり・・・?  Q.あっ、やっぱり当てられてしまった。  A.恥ずかしがる必要はありませんよ。    問題をどんな形であっても、解決する努力こそ美しいんです。  Q.効果的な技術を是非マスターしたいんです。  A.では次の表を見てください。    何処がどうなっているのか分かりますか。  Q.普通の集計表のように見えますけれど・・・。    あれっ、列番号が抜けてますね。    行番号もっ・・・。    どうなっているんですが。
 A.実はこの表は、横軸には4月から3月の1年分、縦軸には第1営業から
   第15営業までの情報が入っています。
   横軸では、各4半期の2番目の月だけを表示しています。
   縦軸では、この6つの営業だけ表示しています。

 Q.と言うことは、元の表はかなり大きくても、その中の一部分だけ好きな
   ように隠したり、表示することが出来るんですね。

 A.機能は理解しましたね。
   では、実際にどうやるかを説明しましょう。

   先ず、列を複数表示しなくするには、列番号を選択します。
   反転した列番号のどれかのなかで、右クリックしましょう。
   以下の図に変わります。
   下から二番目の「表示しない」をクリック。
 Q.選択していた列が、全部消えましたよ。

 A.まだまだ、今度は行を消します。
   表示したくない行番号を選択して、右クリックでしたね。



 Q.「表示しない」が表示してない?

 A.シャレている場合じゃありませんよ。
   これは、右クリックするときのポインターの位置が関係します。
    (ポインター:マウスを動かすと画面の上で動く矢印のこと)
   ポインターは、必ず列番号か行番号の反転した部分に置いてから、
   右クリックします。

 Q.あっ、今度は「表示しない」が表示されました。

 A.まだ、言ってる!


Return to TOP