Registered at Jul 22 2007

Excel孫の手−100


	

「ファイルサイズを最小化」

 Q.最近、いろいろな説明をするとき、パソコンとプロジェクターを繋いで、大画面に    投影することが多くなってきたんですが、たまに、プロジェクターから画像が投影    されないことが起きるんです。    その時の対応として、画面そのものをイメージとして取り込み、印刷物などにして    おこうと思うんですが、良い方法はありますか。  A.どのパソコンにも、PrintScreen というキーが、キーボードの右上の方に設置され    ています。機種やメーカーによって、多少、位置は違います。    このキーの機能は、キーを押した瞬間の画面そのものを、イメージとして取り込み    何かのソフトを立ち上げて、画面の中で右クリックして、「貼り付け」をクリック    すれば、キーを押した瞬間の画面そのものが表示されます。  Q.パンフレットなどに画面が印刷されていますが、そうやってたんですね。  A.ほとんどの場合、そうですね。    ここで、この貼り付けた画像の処理を考えて見ましょう。    ワードやエクセルに貼り付けた画面は、「図のツールバー」の切り抜き機能で、サ    イズを調整します。しかし、この機能は、データそのものを切り抜くのではなく、    表示しないようにしているだけなのです。  Q.エッ、と言うことは、見かけが元画像より遙かに小さくなっていたとしても、実際    の画像サイズは変わっていないのですか。  A.その通りです。    下の説明で、よく分かると思います。
 
		
 									
   つまり、エクセル上での切り抜きは、見える部分を制御しているに過ぎないのです。

 Q.と言うことは、このような図を沢山貼り付けて、切り抜き処理をしただけでは、デ
   ータ量は膨れ上がっているというわけですね。

 A.ご明察!
   では、実際のデータ量を減らすには、どのようにすればよいのでしょう。
   それは、画像処理ソフトでの切り抜き処理に該当する「トリミング」処理を行いま
   す。本当の意味での、サイズ調整が可能です。

 Q.あのー、画質の調整でも、データ量は減らせますか。

 A.良い質問ですねー。
   そうです、画質を落とすことでデータ量はぐんと減らせます。
   しかし、減らしすぎるといきなり見苦しくなります。
   そこで、是非覚えていて欲しいことが出てきました。
   画像を保存するときの2大形式であるJPEGかGIFかの選択です。

   上の画像のようなものは、色数が少なくグラデーションもほとんど無いので、
   GIF形式を利用します。
   写真とか油絵のように、微妙な色彩の調節が必要なデータには、JPEGが向いて
   います。

 Q.もしかして、孫の手の最初の頃の少し見苦しい画面は・・・・。

 A.こらこらっ、痛いところをっ・・・。



Return to TOP