東伊豆の湯巡り [熱川温泉] byうつぼ |
■熱川温泉について |
![]() お湯かけ弁財天よこの源泉 |
![]() 足湯「熱川ほっとぱぁーく」 |
<歴史> 花咲香命と三原彦火命にちなむ伝説的な青白龍伝と「江戸城を築城した武将太田道灌が天城山の巻き狩りの折りに、湯煙をあげて流れる川で怪我をいやす猿や猪の湯浴みを見て、自らも湯浴みして狩りの疲れを癒した。」(お湯かけ弁財天説明板より)という開湯伝承があります。このような古い開湯伝承をもちながら、温泉にちなむ歴史はあまり残っていないようです。 東伊豆町の主要温泉地としては、大川、北川、熱川、片瀬、白田、稲取がありますが、多くは昭和に入ってからの新しい温泉地で、江戸期には温泉よりは、築城石”伊豆石”の産出・積出地(稲取港)としてのほうがよほど有名だったようです。江戸期は熱海、せいぜい伊東までが湯治客が足をのばす限度で、交通の不便さもあって温泉地としての発展がみられなかったものと考えられます。 東伊豆というと古い観光地のように思えますが、東伊豆への足、伊豆急が伊東から下田まで開通したのが昭和36年暮れ、特急「踊り子」号の前身「あまぎ」号の運転開始が昭和44年ですから、観光地としての歴史は意外に浅いエリアといえそうです。 |
![]() 駅前の「湯の華ぱぁーく」(浜田源泉) |
![]() 閉鎖中の「道灌の湯」 |
宿ごとの湯づかいはよくわかりませんが、湯量の多い自家源泉をもつ宿も多く、宿の前で高温源泉を流したまごを茹でている光景も見られるので、ひょっとして、”自家源泉で巨大浴槽ザンザコかけ流し”などという荒ワザを繰り出しているお宿もあるかもしれません。(超高温泉なので”ザンザコ”とはいかないか・・・
^^;)
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![]() こんな風景があちこちに |