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続みちのくの温泉めぐり byONKEN21
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第2章 谷地頭温泉(竜飛崎から函館へ) ◎8/11・第2日目の日程 本当はこの日にフェリーで函館へ渡る予定でしたが、函館の天気予報は無情の「雨」。フェリーも台風の余波でダイヤが乱れています。青森では雨はまだ降っていなかったので津軽半島観光に差し替えました。これは正解でした。 次に遠くに岩木山、広大な十三湖を見て、絶景の竜泊ラインを通って、津軽半島最北端の竜飛崎へ。いつも風が強いといわれる竜飛崎ですが、この日は無風でした。近くに北海道松前の山並みも望めました。竜飛崎は景色がよく、岬情緒たっぷり、やはり長年憧れた岬だけはあります。6年前に行った下北半島の大間崎の方が北に位置しますが、情緒は竜飛崎の方がぜんぜん上手です。 この日は津軽半島東部でキャンプ場泊、平舘不老不死温泉もしくは湯の沢温泉への入浴を予定していましたが、午後から雨が降り出し断念。キャビン・コテージ・平舘不老不死温泉も満室、仕方なくあおもり健康ランドで仮眠となりました。私の昨年のレポあり。ここは3度目で、あまり気が乗らなかったのですが、仕方なかったです。 |
◎8/12・第3日目の日程 健康ランドから車で10分の青森フェリーターミナル(FT)に行き、車を置いて(駐車料無料)東日本フェリーに乗ります。車も運ぶと往復で30000円近くかかる上、予約で一杯なので無理。 函館では五稜郭タワーに上り、星型の城郭を眺め、元町では教会や公会堂の建物の異国情緒に浸ってきました。津軽とは一味違った旅の風景はいいアクセントになります。 |
◎函館市営谷地頭温泉 実は谷地頭温泉は8年前の95年9月、JRの「北海道ワイド周遊券」(今は廃止)で旧JR深名線の廃止日乗り納めをしたあと、道内最後に入浴した温泉で大変思い出に残っています。現在の建物が98年4月オープンですから、当時は露天なしの旧館で懐かしいですし、露天がある新館はどんなものか、楽しみにしておりました。旧館は古風ながらだだっ広く、大変情緒があったと記憶しています。 脱衣所でロッカーに服を脱ぎます。脱衣ロッカーは無料、貴重品ロッカーは10円です。浴場の中に入るとかつての旧館を思い起こさせるような、北海道らしいだだ広さに驚きます。浴槽は楕円形をしていて手前から中温、中間に高温、奥が気泡と区切られていてその周りは100ヵ所もあるらしいカランが二重に取り囲んでいます。さすがは北海道、その豪快さに圧倒されました。 (後日、ビデオカメラ購入後に追加した脱衣所の「温泉分析書(抜粋)」のデータです。)※お知らせ 谷地頭温泉は泉質上、浴槽に鉄分が沈んでます。気泡浴槽では送り込まれる空気により、これが浮上し身体に付着することがあります。http://www.hakodate.or.jp/suidou/institution/spa.htm 夕方は歩きつかれた体を谷地頭温泉の濃い温泉で癒して、夕なずむ金森倉庫でおいしいカレーを食べます。ラストはロープウェーに乗り、函館山の夜景で〆ます。私は3回夜の函館山に登ったことがありますが、今回は天気に恵まれ一番きれいでした。その美しさに思わず喚声。最高の夜景を初めて訪れた家族に見せることができ幸運でした。 帰りは函館山から登山バスで下り、函館駅からJR江差線に乗り、二駅の七重浜駅下車。徒歩20分で函館FTに着きます。函館駅からのバスも終わってますし、タクシーも高いので… 今度は0:30発のフェリーで青森へ戻ります。カーペット敷きの2等船室で、3時間30分程度仮眠でき、宿泊費も浮かせます。 |