2003/11/23.24

南ア・笊ケ岳

23日 老平<6時ころ)布引山(12時ころ)
24日 布引山<6時過ぎ)笊ケ岳<7時半〜8時)布引山<9時半〜9時45分)広川原<12時)老平(12:50)


23日
前夜、老平に着き、車中泊。朝、起きてラーメンでも作るかゴソゴソ、おっとぎっくり腰。腰が曲がって伸びない。
騙しながら山でも行けば治るか?

痛いので、早くザック降ろしたいのでほとんど休まず、早いこと。10じ半、2100m付近にテントが二つ。そこから、布引山までの間に日帰りの人とすれ違う。布引山に着くと、日帰りの中高年夫婦が13時過ぎまでラーメン食べて休んでた。朝、駐車場で6時頃あった日帰りのお兄さんは14時ごろ通過していった。  15時頃、暇なので薪もあり、焚き火をして遊んでいると、単独行のお兄さんが来て隣にテントを張る。

そのうち、夕暮れ時には、おきもでき、立派な焚き火になった。それではと、焚き火で調理する。
単独行者は、私がガス持ってないと思っていたらしい。焚き火はテレビゲームより面白いんですよ。
調理しながら夕陽の写真を撮ったり忙しい。
夕暮れのなか、焚き火にあたり食うスパゲッチイは旨いが、風が寒いので、早々にテントに入る。
夜は、銀マットと350のシュラフなので、ザックの中に下半身を入れ、背中が寒いので手袋と帽子を背に敷いてゴマカス。

24日
幸い,あまり冷え込まなかった。
隣のテントが5時前からゴソゴソやってるので、5時半ごろ起きる。水が2Lしかなく、やむなく昨日のスパの茹で汁が、外で凍ってたのを溶かし、少し水を足しラーメンを食べる。隣のお兄さんは水を5L持ち上げたと言っていた。
それでも、1Lは今日の行動用の水として、残せた。

テン場前で、ご来光を撮る。おっつかっつに、仕度して二人は笊ケ岳に出かけた。
鞍部から最後の急登で、念願の笊に到着。360度のすばらしい展望。どこの写真を撮ろうか迷う。
小笊越えの雲海上の富士はナカナカ。しばし、展望を楽しみ、先に下山する。<静岡のお兄さんは、大を催したらしくティシュを持ってウロウロ。しかしどこからも、私に見下ろされてしまうのであった。覗くと、恨めしくこっちを見るので、大人気ないのでヤメといた)

その後、鞍部から以外に登りがありテン場に戻る。テントをたたみ、帰った。雲が南から押し寄せ、この好天も、そろそろ下り坂の様だ。
布引山直下の下りで、霜柱が溶け濡れてる斜面で滑ってカッパの下が泥だらけ。

下りも、標高差があり、唐松の落ち葉で滑り体が落ちたが、ストックを刺した右手だけ残り、右肩を捻った。うーん、ストックがあってかえって怪我をすることもある。
老平についた頃には今にも降りそうに曇っていた。







初日

右、聖岳、左、上河内岳(ひさびさの、ご対面)




左、聖岳、右、赤石岳<布引山から)




笊から南方




光岳に沈む夕陽


二日目






右下シルエットが身延山(身延山は、春秋の彼岸に富士山からご来光が登るらしい)




左、赤石岳。 右、荒川岳。




はるか奥秩父連山




左、笊ケ岳。右は小笊




左から塩見岳、仙丈岳、間ノ岳、北岳、鳳凰山




小笊越しの富士山




赤石岳、荒川岳バックに、ご満悦の沼(テン場で一緒だった、静岡の単独行者に撮影してもらう)




笊からの布引山<帰りも登りだ)




笊からの上河内岳(りっぱ)




老平と雨畑湖