2004/2/19

蓬峠

土樽(6時40ころ)稜線手前(9じ半ころ)蓬峠の上滑り出し(11時前)土樽(12時半)

以前来たときは、関越道の工事中。土合に車止めて朝一の電車で土樽に出て、蓬峠越えて土合に戻る予定だった。4月上旬、北風吹き土合は晴れてたが、新潟は曇り、小雪。途中で引き返した。沢に、釣り師がいた。
今回、快晴(かすみ)の中、蓬峠に行けた。

以前と違い、関越トンネルのパーキングなどという、無粋なものが出来たもんだ。スノーシューの踏み跡は、茂倉尾根に消えていた。
登りか、下りか?朝登って、谷川越えて天神から降りて、電車で土樽に戻るのか??今の時期、こんな根性ある人いるの?

そこから、踏み跡なくなり、何故か快調。(また、蓬峠までスノーシューに先を越されたと、あせってた)
モナカ雪で、3月の様な潜り方だ。林道終わり、急斜面に取り付くと、ヤセ尾根は片斜面でアイスバーン気味。あせる。
その上は、新雪が積もり、板で15cm潜る、適度な登り。

トレールの無いということは、すがすがしく、だいいち写真を撮っても無垢という感じだ。
稜線に出ると、ピラミダルな大源太山がきれい。

稜線は、カリカリで11日らしきトレールが残っていた。峠が近づくと風があり、蓬峠小屋の裏で、下のヤッケを履く。1568pに登り、シールを外し滑るが、ガリガリ。右に沢に入り迂回して元の尾根に戻る。ブナの木も出だすが圧雪。左の沢状にトラバース。何とカール状の大斜面ではないか。快適に滑り、カールの出口に行かず右のブナ林との境を滑る。左の大きな沢を横切り、隣の尾根末端に乗ろうと潜りながら歩くと、左の腿がツル。まだ、昼の自転車のトレーニング不足か?
上越の重い雪には脚力が必要ですね。右に行きのトレールを見ながら左左にトラバースすると、行きのトレールの沢横断地点に合流。ピッタシかんかんで、我ながら驚く。

林道で啄木鳥のドラミングが・・・この暖かさで、もう春か。

林道を下っていると下からの後続者が大をしてるとこだったので、無視。もう、雪が腐ってて、今頃こんな所にいるとは、何を考えてるのやら?車には12時半に着いた。敷島の湯に、今日はタダで入り(印鑑10ケ押してもらうと一回タダ)新宿18時の勉強会に余裕で間に合う。



朝のブナ林




足拍子岳をバックに




稜線手前の天国的斜面で遊ぶ





稜線に出るとチョコンの大源太山





朝日岳方面。正面は大倉沢。十字峡は見えない




蓬峠小屋(左が入り口でスコップ無いと開かんでしょう・今回は持参)
でも、今日は急いでるので通過。




蓬峠から武能岳方面に向かい、この中央の尾根を下った。凸凹の為、木と木の間の、すぐ右の沢状に入る。




以外に広く、愉快、痛快斜面。