2002/11/10
平標山(途中まで)

17号三国小学校前(7時45)ヤカイ沢尾根手前折り返し点(11時)三国小学校(12時半)
    
                                   帰りの利根川の紅葉〔沼田・渋川間)

熊谷で9日、降雪(みぞれ)あり、この時期の降雪は1900年(11月17日の降雪)以来、102年ぶり記録更新だと。
今年は、例年になく寒さの出だしが早い。

前日から冬型でおまけに今夜、真冬並みの寒気はいり、藤原で47cm降ったと道中のラジオ伝える。
この分では、三国峠、期待できるど。
立ち往生するトラックもいるなか、横滑りしながら(FFなので)駆け抜けていったのでありました。やはり、峠は降雪中の夜間に限る。(除雪車、さまさまだが)

苗場では車の屋根に40cm。駐車場所は、ある温泉の駐車場(ここは降雪中水が出てる)である。翌朝、温泉のおじさんが、屋根から軒先に落ちた雪を除雪してた。また、あの車かという感じで、こちら無視。

天気は小雪。鍋焼きうどんを車内で食い。火打トンネル前の広くなったところに車を移動。もよおし、除雪センターの隣のトイレに往復。シールを付け小学校を横切り、別荘地の林道に入る。林道除雪しておらず30cm、四駆の轍跡あり、さすが四駆と感心するが、200mであきらめバックしてる。たいしたこと無いね。
板でも潜るんだから、雪道にハマル恐怖に勝てないだろう。

それでも、林道の上は良かった。ヤカイ沢を目指し、林道を外れると、板の下の雪がゴゾっと円状に沈む。難じゃこれは。笹薮の上なんだろう。それでも、ワカンと違い笹薮の中に落ちてもがくという事はなかった。
早い時期は道を外れない事だ。高圧線の下に来て、林道上を右に行き、水源荒らすなの看板から入り、水流横切り右岸沿いに進む。ここは夏道の上なのか、快適。しばし行くと広場状になってそれも尽きる。林道終点?以前、雪不足の12月、吹雪の時、ここで返った場所だ。

今回は昨日の大雪のおかげでまだまだいける。しかし、その上ブッシュ濃く、沢ぞいに行くも、突然、横切るトレールあり。なんだ、こんなとこにも、同士がいるじゃないか。近づくと、カモシカの跡だった。〔雪に腹を摺ってるのでスキーの跡に見える)

跡を追い、右手の唐松林の中に逃げたのは、正解だった。あとは、トラバースしながら進む。例のブナ林の尾根取り付きに来て、急斜面に取り付く。尾根の頂上が見え出すと、笹薮が出てる。風が強く、雪付が悪い様だ。尾根直下までで、この小雪の天気だし止めて滑る。

藪に引っかかってコケルという事はなかったので、まずまずダロウ。林道まで出ると、平標小屋の方にトレールあり。
帰りの猿ヶ京付近では雪を被った紅葉という妙な景色だった。