2004/8/29

釜川・ヤド沢

かばさん・沼

林道ゲート(6:30)取水口(6:45〜6:55)ヤド沢出合(8:40〜50)ヤド沢奥の二股(11時15〜11:35)林道(11:50〜12:00)林道ゲート(13:15)








泳ぎたい人は、泳げば・・・






残置にシュリンゲを足し突破をうかがう、カバ氏





これはどこをいくの? 左の階段が見えない。





見覚えのある、沼にとって問題の場所が近づく





左からザッブーンと飛び込み、泳いで行くカバ氏
沼は右の壁際をカリカリしながらヘツリ泳ぎ。




日本百名瀑?のような三つ釜滝




こんなスケール




沼が巨人になったんでなく、写真のトリック
〔右の馬の背がルート)




三つ釜、二段目滝と右上部からヤド沢出合の滝




三つ釜、二段目滝の上から俯瞰



ヤド沢出合の滝から三つ釜を俯瞰〔右縁の台地がお弁当ポイント)




ヤド沢は詩人だ


登れない滝のほうが迫力あるし美しい


ここは、広角でなく望遠あれば・・・





10年ぶりの再訪。以前は一泊二日。前より巻き道もしっかりしたようだ。
前は7月で、ヤド沢上部は霧でけむり、霧の中から落下するナイアガラの滝(沼、命名)は迫力あった。
今回、渇水期でナイアガラでなく二つに割れていた。

林道ゲートの1km下で駐車し出発準備をしてる大パーティを横目に車です通り、ゲート前に駐車する。ゲート手前から左に入る道の広場で大をしてると、さっきの大パーティの車が二台やってきた。ティシュの箱をかかえ、あわてて草むらに隠れる。まったく、おちおち大もしてらんない。砂利山の陰で用足ししてたカバサンも不機嫌そうに出てきた。私の車がヒントを与えてしまったらしい。

大パーティとは一言もなし。

その後、左俣との二股手前で大パーティを追い越す。

三つ釜の滝下の泳ぐ淵は、カバサンが、左から豪快に飛び込み右前方に、泳いでしまった。 しかたなく、私は右壁沿いに手探りしながら這うように泳ぐ、というか前進する。  流れがないと思っていたら、ザックに抵抗を受け、手が岩からはがされそうになり、叫びながら何とか到着。〔その夜は、うなされたらしい)
秋の渇水だからいいようなものの、ナメたらあかんなあ。

その後も、三つ釜の滝までことあるごとに泳ぐ、カバ氏。私は、泳ぐところは一箇所のみと認識してるので、ヘツリに徹する。
三度目のご対面、三つ釜は、右のリッジから登り、二段目は左から巻き気味に登る。ヤド沢との二股岩のテラスで、休憩しランチタイム。
沼はココで、下の釜を見ながら休憩するのが、楽しみなんです。それにしても、まだ9時前だ。

ヤド沢に入ると、とたんに水量が減り、落差のある絵になる滝が多いんだが、すこし迫力が減じている。
新調した、防水カメラの枚数表示がどこにあるかわからず、撮っても音がしない?と首をかしげる。最後の河原になってから、ザックの中で恐る恐る開けてみると、すべて巻ききっていた。なーんだ、とっくに撮り終わっていたのか。
それを知らずに、シャッターを押していて、ヤド沢に入ってからの写真は、ほとんど無いのでは?

ヤド沢は右からの巻がほとんどで、沼のような写真目当てでないと〔今回失敗したが)おもしろくないかも。
現に、カバサンは文句を言ってた。

ナイアガラは左のリッジから登り、その後、窪からザイル付けて登った。連獏最後の4段の滝は、めずらしいとカバサンが発言。
なんか、自分が誉められてるようで、うれしかった沼です。

以前、泊まった河原を過ぎ、しばらくだらだらを行くと最後の二股。そこで、カバサンビールを出し、冷やす。私が、焼酎を出すと、カバサンそれを飲み、私がビールの恩恵にあずかる。

林道に出ると、なんと車が止めてある。身支度を整えてると、上から車が降りてきて、作業着の人が出てきて、話をする。私らは濡れてるし、乗せてくれる雰囲気なし。その後、少し下ると、湿原入り口の所にその車が駐車してあった。この時間から、ハイキングにでもいったんかいな?

大型台風が宮古島付近にある影響で、この日は、くもり時々晴れ、関東は、気温低く悪い予報。おかげで、林道の下りは、涼しく、守門、八海山、中ノ岳のくっきり見える中、テクテク下ったのでありました。