2004/9/19.20

雑魚川外の沢〔話題が脱線)

カンちゃん、オオスミサン、守屋氏、沼

雑魚川取水口の付近の車〔7時ころ)途中、二俣手前で釣り師を40分待つ:二俣上のテンバ〔15時前)

二日目
出発(7:10)稜線〔11時ころ:岩壁の下に出て、右にトラバースすると登山道だった)
裏岩菅山〔12時ちょいから30分休む:人がいなく好ましい)岩菅山通過〔14時ころ:ハイカーが多く、よくある休日の山頂)
デポした車(14:30)



雑魚川取水口




大澄女史
今回、沼はローライ35Sを頂いたのであります。
親父さん愛用の品とかで、恐縮しております。




最初の立派な滝




左巻き




滝上















らったった、大澄女史





ひとり行く、くまさん?





ナメを行く





一連の気持ちいいナメのフィナーレの滝











テンバの大澄女史とカンちゃん
くまさんのようなお尻は誰?





料理用軍手に着替える、守屋シェフでしたか。
大澄女史は食べるのにいそがしそうですね。(着替える所なぞ、さすが)

このあと、シチュウで盛り上がり、夜の焚き火宴会が盛り上がるかに見えたが、暗くなりだした、18時過ぎには、何故か皆、寝てしまった。

二日目


秋色の大ナメ滝を見上げるカンちゃん





下部は歩ける傾斜

ココから見える最後の上段がヤヤ傾斜がきつく、沼が左の草付に巻き気味に登ったが、途中岩でなく泥スタンスでイヤだった。
それをみて、守屋氏が水流沿いに左を直上。ここは乾いた岩のホールドで、快適だったらしい。
ザイルを付けた大澄女史などスイスイ登ってきてしまい、ロープの手繰り寄せが間に合わんほどだった。



最後の上段のアップ








ここで、高度計付き時計につき発言〔以前、持っていたがリセットの仕方もわからず、槍に行った後、3000以上の最高高度を記録して、喜んでいた沼が言うのもなんですが。沢ではまったく使えず、ただの時計でした。現在は壊れ、デジタルでは、時間間隔が乏しく、アナログ時計を使ってます)

朝、リセットしても沢の分岐で今何mだ、高度計では100m違う、うんぬん。これは、計器というものはタダの目安で多少狂うのがあたりまえと思っていれば、騒がなくてすむのである。皆さん、高度計のトラウマになっているのでは?

自分の仕事の話で、例をあげると、歯の神経の治療をするとき、針を歯の中に入れるのですが〔見えない所なので座刀一の世界)、これが歯の根の先から飛び出すとリンリンと音が鳴り知らせる機械〔キャナルメーター)があります。電気抵抗値で計測してます。
ところが、これが狂ってるんではないかというトラウマに襲われ、〔実際、中が出血してたりするとすぐ狂う)疑心暗鬼になり、仕事に支障をきたしたことがあります。実際、メーカーに修理を依頼しましたが、どこもおかしくないと言われ、点検費用だけしっかり取られました。頭きた。

そこで、キャナルメーターの計測は、歯の根の先から、針の出た、1つの目安と考えることにしました。(合っていることもあるし、たまに合っていないこともあると気楽に考えるようにした)他の目安は、手で狭窄部を通過し針の出た感覚、出た瞬間患者が痛がる目安〔何度もやると慣れるのか、痛がらなくなるので、あやしい目安)、最後は、針を歯の中に入れてレントゲンを撮り画像で確認という方法もあります。

そして、キャナルメーターと手の感覚が一致すれば作業長確定。キャナルメーターがとばくち(入り口)で、振り切ってしまい、まったく当てにできない時は、手の感覚のみでやるか、それ+針を入れた歯のレントゲンを撮影し見て作業長を決めるか、臨機応変にやればよく、キャナルメーターが狂っているから治療できない、などと狭い了見をだしてはいけないのである。〔この分野でもデジタルのレントゲンがあり、フィルムの代わりに同じ大きさでマウスのようにコードの付いた板があり、これを使うと、フィルムがいらず、何度でもこれをサラにすれば使い回しができるのである。デジカメのように現像時間がかからず早い。きたない?薄いビニールかなんか巻くんじゃないの?)

これと同じで、沢の分岐では、地図〔遡行図)とコンパス〔山に磁石を持ってたことがない人が言うのもなんだが)と高度計を総動員して決めればよく、候補の場所が高度計と100m狂っていても、オカシイと思わないのがよい。ただ、この地点が地図のココだと決めつけるのは良くなく〔トラウマに陥る)、ここかもしれないけど、あそこかもしれないと常に考えるのがよい。、あとでやっぱりあそこだったんだと確定することもあるのだから。

ちなみに、沼は地図と山カンだけなので、磁石と、数年前、鬼が面山で拾ったアナログの高度計(あやしい性能)ぐらい持とうかと考えている。
沼の場合、そんなモン見てると、かえってカンが狂うか、トラウマに陥るから、持たんほうがいいかとも思いますが。〔雪山のホワイトアウトは別の次元の話で、目が回り方向感覚がなくなるので、カンで動いてる沼は同じ所を引き返す以外、行動不能である)


ちなみに、今や鬼籍に入りつつある先生達の一部には、キャナルメーターなど使わず〔一度は使ったが、頭が固く受け入れられなかったようですが)、手のカンが一番と言ってる人がいました。