2003/12/14

日光白根山

湯元<6時頃)白根山頂<11時)避難小屋(11:40〜12:00)湯元<14時半)

山は中高年で賑わっていた。持参のワカンは無用の長物。白根山の頂上直下で10人ぐらいの中高年の団体とすれ違う。「あいつらは虫のようなやつらだ」と常ずね言っていた問題発言は、撤回せねばなるまい。

中高年登山ブームも15年以上たち<地元川越にICIができたのも、そのおかげ)、彼らもレベルアップするのでは?と危惧していたが、とうとう冬山にまで出没するようになったか。

今回、初めての,プラブーツは暖かいが、少し大きかったか?

湯元から、右手の尾根を登り、五色山から前白根山手前鞍部まで行き五色沼に適当に雪を掻き分け降りる。<コレが好きなんです、戌年だから?)五色沼西岸のトレースに出て、避難小屋に向かい、そこから白根山をピストン。森林限界の辺りでザックを岩の上にデポして空身になる。頂上はガスの中。もう一人いたので早々に引き返す。(ほんとは、デポした新品のザックが心配であった。冗談)

アイゼンなしなので、右手の雪深いグリセード向き斜面を真下に飛ばす。二人降りたトレースあり。登山道をチマチマ降りてる人を追い越し、この辺だろうと左にトラバースするとザックの10m上にピッタンコ。山では山勘が必要だ。?

水がなくなったんで、小屋の前のテンバ跡で茶を沸かす。寒冷地ガスでよかった。

帰りは避難小屋から前白根山を通過しスキー場に下る。尾根から富士山が見えた。

避難小屋からの帰りは、プラブーツとのテストを兼ねアイゼンを着けた。登りは良いが、やはり下りは、一歩一歩が滑らず、突然ギクっと突っかかるように止まるので歩きずらい。 おまけに、古傷の右膝にくる。

70cmのウッドのピッケルをザックに刺して下山してる人がいた。訊くと30年前シャモニで買ったそうな。私の学生時代買ったスチュバイのピッケルより使い込んでるとみた。

戦場ヶ原から振り返ると、白根山頂までくっきりと晴れていた。よくあるねー。



五色沼からの白根山。    晴れるか?と期待させたが。。。



ごらんの山頂



男体山と中禅寺湖



今回、初使用のマムート・ローラー〈シャベルをセット中)ヴェトナム製
ただの袋で、上を巻いているだけ。
使用してみて、上から物を取るとき深いので<真っ暗)中のものが見えず手探りで、パンや交換レンズを探さねばならず慣れが必要でした。途中で、お湯を沸かした時は、ほとんどの荷物を出しました。
マムートカラーである、白っぽいねずみ色の方が、中が見やすく良かったんでは?

なにせお店の人が、こういうザックはどうやって使うんだろねー?、などといってるんだから。。。変人AB型向きか?