2002/11/14

上越・白毛門山

土合〔9時頃)白毛門山(12:35〜12:50)土合(14:45)

               

         マチガ沢


早朝、自宅から北の窓を見ると谷川が見える。急遽、出かける。赤城インターから、谷川連峰の写真を取る。
土合に着き、登山靴にワカンとストックとピッケルを持ち出発。今日は天神のロープウェイが営業しておらず、静かだ。〔横浜ナンバーのスキーを付けた車が一台、天神に向かってった)今年は雪が早く、一の倉はすでに通行止め。







橋を渡り白毛門の尾根に取り付く。1000m付近までトレールあった。その後トレール無くなり、雪に潜るのでワカンを付ける。もう陽も高く、雪が腐ってワカンでも潜る。そのうち、視界も開けてきて谷川岳の写真を撮る。この辺でやめて帰ろうかとも思うが、もう少し行けばもっといい写真が撮れるのでは?という欲で登る。

そのうち、ブナ林になり少し雪もしまってきた。森林限界を超え、見晴らしも利くようになり、気を良くして小ピークの2つのアップダウンを行く。そして、頂上直下の無立ち木、急斜面に出る。ここは、よく雪崩れるらしい。ピッケルとワカンを付けたままのキックステップで登る。ここは、いくぶん雪が緩んでいたのが幸いした。野兎のトレールが頂上まで続いていて、心強い。




           もうすぐ白毛門山頂だ



頂上直下の鎖場の下でワカンを外し、ピーク往復。尾瀬も見えるが、新潟県側から黒雲が押し寄せて来ている。頂上を去る頃には谷川の国境稜線は雲に隠れだした。




              雪庇の右を歩く



下りは急斜面はワカン無しで飛ばす。無立ち木で落ちる様な急斜面、高度感があり気持ちいい。
北風も吹き出し、左手の指先がしびれる、見ると手袋に穴が開き指先が出ていた。手袋を脱いで、指を口の中に入れ舐める。そのうち、舌が痺れる。そんなに冷えてたんだ。別の手袋と取り替える。

その後、ワカンを付ける。小雪もちらつくが、相変わらず雪は腐って潜り、ヤンなる。土合に付いた頃にはミゾレだった