2004/4/8

尾瀬・小至仏山

戸倉(6:30)津名木沢(7:30)鳩待から悪沢岳間の稜線(9時半から10時)小至仏山(11時過ぎ)津名木沢(12:30)戸倉

戸倉はゲートが閉まってるので、この時期マウンテンバイクしかない。昨夜、前線が通過し、今日は北風。風に向かっての自転車は、ザックにつけた板が風に煽られ、いつもよりしんどかった。津名木橋に着いた頃には、右の腰が痛くなっていた。

自転車をガードロープにセットし、シールを付けて、津名木橋から除雪されてない道路を坤六峠方面に100m進み、橋を渡ってすぐの尾根に取り付く。

はじめ植林だったが、そのうちブナ林となる。急斜面となるが、問題なし。このあたりは朝から日差しもあり腐りかけてきた。上部に来ると、硬いバーンになってきた。稜線は風も強い。ここからアヤメ平までは、晴れて見通せる。その上を横に流れる雲が早く、天候判断の為と、疲れもあり、栂の木の陰で休む。それでも、4月、陽が差せば暖かい。
今日は、天気予報では、気温が低く3月並みといっていた。おまけに、この風、この先、雪面がカリカリだろう。ガスから時に見える至仏山の大斜面は、アイスバーンの上に昨夜の新雪がまだらに乗っかる状態。

そのうち、尾瀬ヶ原が明るくなり、ヒウチヶ岳が山頂付近を残し雲から見え出す。よーし、出発。
小至仏の肩から振り返ると笠が岳がきれいだ。小至仏山頂に着くと、またガスに包まれる。至仏山に行くのもバカくさくなり、ココから滑る。
ガリガリの中新雪の吹き溜まりを見つけ滑る。鳩待峠の下まで滑って上り返すのもタルクなり、このままトラバース。そして、出たところは行きのトレールの10m下だった。その上の急斜面をツボで上り返し、雪がザラメとなった斜面を、今までのうっぷんを晴らすのごとく声をあげながら滑り降りたのでありました。

除雪は鳩待峠直下まで行ってる模様。

そういえば、今日は入学式ですね。新入生の期待と不安は、この様な寒い日のほうが似つかわしい。昨年は、一応、親として出ました。


笠ヶ岳



新婚時、カミさんに買った24インチのマウンテンバイクは、私の愛器になってしまった。