2004/8/1

笹穴沢

カバサン、沼

川古(5:50)林道終点(7:10〜20)金山沢出合(8:20)大ナメ滝(11時)トラバース道(12:15)平標小屋(12:40〜13:00)川古温泉(16:00)

出合で、1パーティ、その少し上で学生風の5人ぐらいのパーティを抜く。金山沢出合いを過ぎ、正面に岩峰が見えると、ぼちぼち大きな滝が出だす。
30m二段滝、下の3mは右から取り付き2m上がり、左にトラバースし、右のヌルヌルを登る。続く、15mナメ滝は、水流の左沿いが階段状で簡単そうと、カバサンが言う。しかし、そこを行かず、右の窪に5m上がり(ハーケンあり)左にブッシュの中を巻いて落ち口に出た。右壁も登れそうだが、今日は水量多めで落ち口がヤバソウで×

その後、2ヶぐらいの滝は快適に登れ、25m滝は左の壁を、ザイル付けカバサンリードで登る。残置は適度にあるが、ナメ滝特有の大きな外傾ホールドであり、高度感もあり、おまけに浮石あり、いやらしい。

次に、30m滝が出てくる。これは、左から窪をブッシュまで登り、草付を下降気味にトラバースして巻いた。これまた、高度感のある巻きだった。(対岸を見て、以前は戻って右から巻いて、スラブのトラバースはザイルを張った記憶がよみがえった)

そして、いよいよ大ナメ滝だ。急傾斜30mは左の水流キワを登り、上で緩くなった所で水流を突っ切り、大スラブの中を歩く。
最後に、今までと様子の違う、立った10m滝は左から小さめに巻く。
ツメは、平標と仙の倉の鞍部寄りの草原に出て、斜め左に草原を詰めていくとトラバース道に出た。
霧と風の中、涼しい詰め上げだった。

平標小屋で地下タビに履き替え、その先から、大ナメを登る後続パーティが見えた。
大源太山を越え、渋沢林道から川古温泉に戻る。

30代の頃と同じく、新しい地下タビのせいか、今回も下りでマメが出来た。
(前はマメが潰れ痛かったのと、20時過ぎまでてヘッデンで歩いた記憶がある)



30m二段滝




15mナメ滝




簡単な階段状ナメ




大ナメ下30m(左の窪より登り、草付をやや下降ぎみにトラバースして巻く)



120m大ナメ滝