2003/3/16

大戸沢岳

桧枝岐〔6:00〕会津駒〔8時半)大戸沢岳〔9:00〜9:15)嫁郷(10:10)桧枝岐(11:10)

5時ちょいに起き、どんべえ食って出発。練馬ナンのアベックパーティが先行。雪面がカリカリだが、昨日のトレールあるため、クトーはつけずに進む。テレビアンテナに出る。アベックは見当たらず。林道で抜いたか?それとも我より早い?その後も、先行者がいるらしいので、休まずガンガン進む。

そのうち会津駒の頂上が見え出し、森林限界になると一人の先行者がいた。とうとう、とらえた。風当たりがよくなり、ヤッケを着る。頂上直下で50m差。急な所は開脚で真っ直ぐ登る彼。かえって、疲れるんでないの?写真を撮っている間に離され、駒の頂上に着いた時にはすでに居なかった。やはり、カメラをいちいちザックから出すのでは遅い。

そのうち、大戸沢岳に向かう彼が見えた。私も、そちらに向かう。彼はクトーを付けていて引っかかる為遅く、大戸沢岳直下で追い着き、追い越す。彼「どこ滑るんですか」私「北東尾根」彼「。。。」私「でも、いつも途中から沢に入っちゃうんだけど」

彼は、安心した様子。大戸沢岳では、10mぐらいの微妙な距離で休み、滑降準備をする二人。
ワックスを塗って準備完了したので、先にでる私。私は、きのう荒らされているのでは?と思っていた。

しかし、滑り出してみるとそれは杞憂だった。今回は、中間尾根でも滑ろうかと思いそちらに向かう。やはり、気が変わりいつものように上部は北東尾根をからみながら滑り〔ややモナカパウダー),ぶな林から桑場小沢に突っ込む(ここがパウダーだった)

下部で沢が広くなると、ブレーカブルクラストまたはカリカリ、ボーゲンがやっと。下大戸沢が近ずくと沢が割れ流れが出ている。何とか右からかわし、下大戸沢に出ると、対岸にシュプールがあるものの沢が出ていた。すこし戻り気味でかろうじて滑って渡れた。

あとは、皆のシュプールで、難なく下大戸沢スノーシェット前の道路に出た。一箇所、幅1mで川を渡るきわどい所はあったが。ザックに板をつけて、桧枝岐まで4km歩く準備をしていると、大戸沢岳であった彼が北東尾根から滑り降りてきた。私「沢はけっこう割れてたよ」彼「。。。」そのうち、彼は携帯で誰かに報告していた。

ある年代から下は、山で会っても他人とは会話したくないのか?それとも、私の行動に問題?



           
                          おなじみ尾瀬方面の景色



           
                                 三つ岩岳



            
                              奥は丸山岳


                
                              滑った桑場小沢


           
                 下大戸沢から見る三つ岩岳方面〔今年の沢割れは早い)
                       沼は、左の沢から滑ってきた。