五月連休

妙高・火打山

笹ヶ峰〜兎平〜鬼が城ゴルジュ〜澄川第三発電所

酒井・茨城の?氏・沼

 前日と同じく笹ヶ峰の駐車場のベースに戻りビールを飲んでいると。近くで話してる二人の会話に青島さんと海谷にスキーに行った話しが出てくる。
酔った勢いで、青島さんと沢に行ったことがあると、話をする。では、明日、我々は鬼ヶ城のゴルジュ滑るんで一緒に行きましょう。と話が決まる。〔前から一度行きたかったが一人では?であった)翌朝5時出で約束。

 朝は雪面硬く一部アイゼン使用。快晴なので、稜線につく頃には緩む。
火打山の肩〔燕尾根)の手前より、兎平に滑り込む。天国的スロープの緩斜面で、この後、地獄が待っていようとは夢にも思わない二人であった。
 
 緩斜面が終わると突然先の見えない急斜面。左右どこも崖っぷちだ。迷える子羊二人を残し、左の落ち込みに酒井さんが偵察に行く、戻ってきて先は見えないがたぶん割れててダメと思うとのこと。
そこで右の急斜面に意を決し酒井さん突っ込む。こことて、一部亀裂が走り?氏はキックターン、私は急斜面のキックターンは苦手なので、ジャンプ気味の小さな滑りでかわす。

 これで谷底に降り、あとは楽勝と思いきや、両岸が岸壁高くそそり立つ鬼が城のゴルジュに入ると泥だらけのデブリ地帯だった。板を外してガタガタ100m以上歩いてパス。その後は、難所を抜け余裕の二人。
(しかし、酒井さんはプラの登山靴でよく急斜面にスイスイと突っ込むもんだ。慣れか?)

 濁川沿いの緩斜面になり、途中、雪が割れ水芭蕉も顔をのぞかせている。春だ
すこし、山道を燕尾根に登り返し、水路沿いに歩いたり滑ったりして下る。送水管の上に出て、山道を歩いて下ったはず。発電所に出る前に携帯でタクシーを呼ぶ。〔酒井さんが、telを入力してあった)感心。発電所からの上り返しが時間かかり,たいして待たずにタクシーが来た。

その後、酒井さんからは記録と写真〔一眼レフはきれい)が届いた。福島に転勤になっても、ここいら〔2000mの標高差)が好きだと言っていた。このとき「燕尾根、滑る人いるんですよね」私が、言った。酒井さんらは、翌年の連休にそこを滑って,岳人に記録、載せてた。
またこの二人はメルトモと言っていた。それがぼちぼち私もメールやらねばと思ったきっかけ。「沼さんはメール持ってないの?」ですもん。



   まだ鬼が城の怖さを知らない余裕のポーズ



        天国的スロープの兎平                          後ろにちょこんと妙高山



          ポーズを決める沼                        ゴルジュの中で不安におののく二人
 
   後方が鬼が城ゴルジュ                  難所を越えてホッとするひと時