2001・8/10・11・12
白神山地・追良瀬川
守屋・沼野
8/10〔曇りのち雨〕
前夜、道の駅「殿の水」で寝る。外で寝たが,薮蚊多し。
翌朝、弘西林道より追良瀬大橋まで入り、林道を歩き、追良瀬堰堤より入渓。堰堤には電力会社の人が見回りに来ており、トンネルを通過できた。
川の中を一時間歩くとアブも減ってきた。一の沢出合い着(10:34)
途中、ゴルジュを右から巻き道で巻く。途中に白神の地図と入山規制のお知らせが張ってあった。
左から15mの滝で出会う五郎三郎沢出会いには、最高のテン場があるが、先行者がすでに確保しており、雨の中、先を急ぐ。少し行くとドシャ降り、少し戻りブナの木の下で雨宿り。小降りになり,すぐ先の三の沢出合いを見に行く。その先のゴルジュを高巻く様なので、また先ほどのブナの木の下に戻り,タ‐プを張る。
そのうち、またドシャ降り、「先に行かなくて良かった」地面に水が溜まるが、小降りになるとスグしみ込む。ブナの腐葉土でフカフカ、これが白神の保水力か。
11日〔曇りのち晴れ〕
6:30に出発。三の沢を過ぎてのゴルジュは左より巻き。川幅一杯のナメを歩き,ウズラ石沢出合い着〔8:25〜8:45〕
ここで、休んでると、昨日、五郎三郎沢の前にテン張ってた三人組と会い、話をする。(主に守屋氏)彼らは、今日は本流の奥にある日暮の滝まで往復するとのこと。
私らは、ウズラ石沢に入る。まだ、魚影あり。途中、5mの滝あり右壁を登る。つずくミニゴルジュは右から残置ロープ沿いに登り、5m懸垂。
猫の額河原を経て、その上の、ブナの台地に最高のテン場があった。ブナに綱を張り、昨日の濡れた衣服を乾かす。日中から、ゆっくりと、守屋氏料理の天ぷらを味わう。こういうのも、わるくないな
12日(晴れ)
6:30.名残り惜しい、テン場発。沢をつめる途中で後方の視界が開け、林道が見える。あとで、あれが行き止まりの青秋林道だと解かった。あれが、二つ森,真瀬岳か、ここより低いではないか。そうなんです。読図をし、詰めていくと小屋の水場に着き当たった。
白神山より日本海を望む 山頂より岩木山を望む〈左が便所・右が避難小屋)
頂上からは、向白神越しに、岩木山が見えた。また、西に深浦湾と日本海が見え最高。小屋が二つあったが、大きくて新しい方は便所だった。
もう、守屋氏の頭の中は、サシミ一色。登山口まであと一キロという所でタクシーを呼び。1:30に下の駐車場に着くと同時にワゴン車のタクシーが来た。追良瀬大橋まで1万2千円でした。ハタハタ館で温泉に入り、ゆっくり帰りました。