2002/12/1

荷鞍山
                                                               守屋・沼野

大清水〔8時頃)荷鞍山の肩〔11時半から12時頃)大清水〔13時頃)

前夜,鎌田で寝る。この秋、大清水まで一般車が入れる最後の日曜だ。他に尾瀬沼に向かうカメラマンの車一台。即、シールを付けて一ノ瀬に向かう。

柳沢川右岸尾根に取り付く為、その手前の沢から取り付く。最初は広いがすぐ狭い沢になる。そこを何とか登ると沢型がなくなり尾根に乗る。小うるさい唐松林を登るとブナが出だし、1500m台ののブナの台地に出る。そこから少し斜面を登ると見事な大ブナの台地に出る。緩い尾根で帰りが滑るか心配。雪は板で10〜15cm潜る程度。朝から曇り小雨であったが、山の上は曇りだ。

岳樺が出だしたと思ったが、それもわずかで針葉樹になる。先日降った雪が積もっていて、クリスマスのようで良い。
最後の急斜面を守屋氏が右に行けというが、私、左に行って頂上の一つ左のピークに出る。〔沼は左に登るのが得意で、右は不得意であった)

頂上に行こうとしたが稜線の左は雪庇状、右は小さな樹林が込んでる〔奥秩父状)
守屋氏と協議し、ピークハントはあきらめ、ここから同ルートを滑る事にする。

雪がヤヤ重いが、だだっ広い尾根で樹林も適当でどこでも滑れ、気にしてたブナの台地もスイスイ。1500から下の小うるさい唐松林を避け、左手の無立ち木斜面から直接、登路に取った沢の上部に滑り込めた。

林道に出てからはツボ足の踏み跡があり、それが氷気味でボブスレーの様にスピードが出て恐かった。おかげで、行きに40分かかった林道がわずか10分だった。

   
                                  カメラのピントの事を気にしてのけぞる沼