11・23

金鶏山

見晴らし駐車場(9時ころ)筆頭岩手前ピーク(11時ころ)見晴らし駐車場(13:20)

前日の夕方からまた、腰痛。風呂後、捻るとボキッと戻るが、痛いので湿布して寝る。
朝おきると快調で、6時半から近場に出かける。

見晴らし駐車場に車止め、少し先の階段から登る。「登山は自粛してくれ」と看板あり。急な林を登ると、しばしで岩場の下に出る。道型は左に巻いてるが、HPで岩を登ってる人がいるので、直登する。さすが、「鬼の滑り台」と名付けたUj字型急斜面だ。
こんな所に石碑がある。さらに急傾斜は続き、行き詰まったらと思うと不安だ。HPを信ずるしかあるまい。

潅木が出て、傾斜が緩みだしヤレヤレ。しかし、幅50cmの馬の背も出て、侮れず。喉、カラカラ。地蔵さんのあるピークに着くと、やっと道があった。わずかで金鶏山山頂に着く。
もう少し先、見晴らしの良いピークでラーメンを食う。この先、錆びた鎖を下り、垂れたロープを登る。その後、ピークに登らず、北側をロープで下降し、横にトラバースで巻く。

4つ目のピークの手前の鞍部から、矢印に従い南に急な下降する。すると下からきた、メットを被った二人とすれ違う。私見て「やっぱ、いるんだなー。他にいなかった?」耳に補聴器?と思いきや、携帯のハンズフリーと後で知る。100mほど下降し右にトラバースするが、途中から道型はずし、沢状を登っていくと、右から道型らしきが合流。どうも下りすぎたか?

筆頭岩の手前ピークから眺めが良い。
ルートの判然としないナカナカの急斜面を下り、筆頭岩に向かうが、その手前に小岩峰があり、左から巻く。南側の岩の乗越しトラバースに、黒いボロボロのザイルが垂れるが、恐げなのでつかまらず岩に取り付くと、その上にボルト支点、そこに新しい針金と、それに釣り下がったワイヤーロープあった。
筆頭岩に着くと、正面岩壁が急で、ボルトの付いた人工ルートだった。赤テープに従い左に巻いていくが、南稜の岩乗越で赤テープ消える。
ここからの筆頭岩南稜は先ほどの場所と違い傾斜が緩くホールドが階段状で、途中まで登ったが、それ以上いくと、下りはボルト支点の懸垂だろう。5mmザイルと懸垂道具は持っていたが一人なのでヤメタ。

その後のルートだが、岩を回りこんだ先、3m下ったが道型がなく、おかしい。先ほどの赤テープまで戻ったが、その先ルートがわからない。さらに下ってるのか?再び、さっきの岩を回りこんだ先に戻ってよく見ると、下るのでなく岩壁沿いにやや登るトラバースのかすかな道型あった。

50m進むとスラブ状草付き斜面で行き止まり、そこには錆びた2mの梯子が散乱していた。
まずい、ここは廃道になってる旧登山道だ。少し戻り、急な潅木を下り、きわどいトラバースで先ほどのスラブの下に出た。フー安心。
そのご道型を20mも行くと、左折しルンゼ状急斜面を南に下降するが、滑りやすい。ココが道?斜面を下ると、下はさらに傾斜の増したスラブとなり下れない。(単なる落石の通り道をおりてたようだ)

再び、上り返し、右の岩の下のバンド状斜面(これとて急)が下降できそうなので、そこに、右3mトラバースして移ろうとした。
このとき、ホールドの岩が剥がれたが、バランス崩さず、どうにかバンドに移動。そこを下降すると赤テープがあり、正面から来る道に出た。
通常ルートの一段上のラインを下降してしまったんだ。どうりで、やばかったはずだ。

帰りに、見晴らし駐車場まで戻るとパラグライダーの飛び出し地点で、うまい人は気流に乗り、さらに上昇し金鶏山の上を飛んでいた。

帰りは、神川農産物直売所で白菜を買う。ニケ230円。干した沢庵用大根が7ヶ100円。
生大根が1ヶ100円なので、干して手間をかけると返って値が安くなってしまうのが、不可解。



鬼の滑り台



ハンググライダー視線




筆頭岩と星穴山?




筆頭岩を西から(右のスカイラインが南稜:登れそうでしょ)
沼は、右から岩の下の木の生えてる辺りを左にトラバースし、その後下に下降。