12/23

那須・峰の茶屋往復〈名物の地吹雪、冬山の洗礼を受ける)

丸沼温泉〈8時ころ)峰の茶屋〈10時ころ)戻る〈11時)

おまえは、いつも山に行ってるから、俺を黒磯の先のポイントに連れてく義務がある。〈前日も黒磯駅で写真撮り帰って来た人がよく言う) 一月号の山渓に、那須茶臼岳からのすばらしい写真が載っていたので、行ってみっか。

ところが、今年一番の冬型の日であった。ハンターマウンテンに行き、そこから有料道路に入ろうとすると930円。思わず戻る。下りの雪道では10回ほどフルぶれーキングしてタイヤとアンチロックブレーキのテストをする。那須湯元に回るとそこの料金所は360円。
こちらから入りハンターマウンテンの手前でユーターンして遊ぶのが、雪の走りやさんには○

丸沼温泉は降雪中で除雪中だった。ほんとに行くの?という天気の中、出発。先行者のトレールが既にあった。樹林帯で大荷物で下山してくる人とすれ違った。ロープウェイ駅を過ぎ峰の茶屋が近ずくと地吹雪強風地帯に入り、地面の雪は吹き飛んでいた。一度強風に背を蹴飛ばされたようになり、ピッケルで転倒を止めた。こんなときはストックでなく70cmのウッドのピッケルでよかった。

峰の茶屋に付くと、しばらくして相前後して登っていた単独者が到着。小屋の中は−5℃だった。ここは泊まるなと書いてあった。
峰の茶屋の小屋は泊まる為の小屋でなく強風地帯で休憩するための小屋であったのか。〈夏では解からなかった)

小屋で素手でいると指先の感覚がなくなった。冷え性なのであまり休めない。手袋をして下山する。樹林帯に入るまで、左手の指が死んでいた。家に帰って、指先が白いので、爪でこするとマメのように剥けた。

たった3時間で冬山装備のチェックできる場所である。(3000mで吹雪かれると、こんな感じでさらに気温が下がるのか)







小屋から北。これはほんの丘だが、錯覚で大きく見える。


峰の茶屋から茶臼岳方面


やれやれ下山して記念撮影〈目出帽とゴーグル忘れた)
このあと、ココの広場でハンドブレーキを引きスピンすると四駆の人が目が点になって
二人でこっち見ていた。


沼と冷え性:小学生の頃から、耳と足の指のしもやけで苦労し、毎朝、襟巻きをホッカムリして通学。
ある暮れに日光白根の避難小屋に泊まり、夕方、足が死んだ〈感覚無くなった)ので一時間ほどじっと寝袋に入り回復を待つ。
それでも感覚戻らず。そばにいた人が「何やってんですか?」「冷え性でよく冬山来るね」と言われてしまった。

先ほども、昼休みファミレス行ったが、足元が寒くすぐ感覚無くなる、トックリセーター着て(試してガッテンで首を暖めると手足が暖かくなると実験で結論)飯食って30分後に感覚が戻った。ウレピー。厚い靴下履いてんです。