2004/10/7

茶臼岳・南月山・白笹山

沼原〔5時半すぎ)周回して沼原に戻ったのが13時

早朝の沼原湿原に着くと、木道に三脚を立てた老人が4人。私を見るなり「もう、来やがった」老人は声が、でかいんです。深夜に駐車場に来て会話が煩い、横浜ナンバーの老人達だ。おまえらは、ゲートボールでもしてろと、言いたい所をグッとこらえ、何食わぬ顔で、中に入って写真を撮る。

牛ヶ首に登る道を池のある台地まで登ると、そこは紅葉の別天地であった。ところが、平日なのに三脚をもったカメラマンがすでに居て〔ロープウェイの始発は8時で、皆、峰の茶屋経由で茶臼北面トラバースし牛首から降りてくる)、池の前のポイントから逆さ富士ならぬ、逆さ茶臼を狙っている人が、引きも切らない。

そこに行く木道が霜が降りてツルツル滑り、先行してるカメラマンがドーン、見えないが何やら滑ったんでしょう。池に着くと、いつもはさざ波立つが、今日は無風快晴で絶好の条件だと栃木弁でいう。惜しむらくは、早すぎて光線状態が低すぎることぐらいか。
これが曲者、ゴーストの嵐であった。28mmで縦でないとこの写真は撮れないと、栃木弁でのたまう。
なぜか、場所取りという状況でも、栃木弁は緊張感がなくユーモラスである。

池だけ写してもいいんだと、のたまうので、一眼レフで沼も撮ろうとするが、シャッターが下りない。そこで、電池を取替えたがダメ。
そこで、オートフォーカスでなくマニュアルにすると、撮れた。
一度、落としてるカメラなので調子悪いときがある。

牛首まで登り、茶臼の北面トラバース道を辿る。噴気孔がそこらにあって、終始、花火の後のような臭いがする。幸い喘息は出ず。

峰の茶屋から茶臼への登りの途中で朝日岳を撮るべく、1,5mの溶岩の上に上る。撮った後、後ろによろけ落ちる。ところが、カメラ〔病院用)がハンドグリップ付きで右手が無いのと同じで、カメラをかばい横から落ちる。ゴロゴロ岩地帯で、膝とくるぶしの下を打つ。
ヤレヤレ、油断大敵。どんな所でも怪我はするんですね。

時間たち腫れると痛くなるので、サロメチールを塗って、そそくさと予定を消化する。

茶臼山頂には栃木の高校生が休憩してて「富士山がみえっぺ」と騒いでいた。

ロープウェイからの人は茶臼ピストンも多いが、茶臼に登らず牛首に行き、南月山ピストンの人も多い。高校生もこちらコースの人も居た。南月山から白笹山のコースに入ると、やっと山本来の静けさに戻る。

白笹の下りは、踝の下が時に痛くなり、板室の温泉は足を引きずる。
ココの温泉は薄くて、湯冷めすると老人も言ってた。よく500円とりやがる。深山ダムの林道入り口にある宿の温泉の方がよっぽど良し。〔ただ、打ち身が温まらなく、今回はよかった)
2時に温泉でて、4号バイバスを通行し、5時半に家に着く。前より、二車線区間が増えた気がする。小山付近の三件スタンドが111円で安かった。
下をノロノロ帰ってくると、山形の山から帰ってくるような〔遠くに行った)気分が味わえ、なかなか良い。



朝焼けの大佐尾山〔地図で確認したら中央)


沼原湿原からの三倉山、大倉山、流石山〔左より)






ズームレンズは逆光に弱い。ゴーストの嵐ですね。
紅葉の写真は、逆光に強い単焦点レンズがよいと反省。
〔フードを付けると防げると言う人もいるが?)
一眼レフの写真は如何に?

ココに来るカメラマンの一人は、黒い下敷きの様なものを持ってて、光線を隠して撮ってました。
それを見て、その後は、沼も、真似して帽子をかざして撮りました。


「うーん、マンダム」でしょうか。


牛首付近から茶臼〔メインの噴煙でではない)


左、三本槍、右、朝日岳〔茶臼の登りから)    左すみ、峰の茶屋



茶臼山頂からの南月山〔左)白笹山〔その右の丸・黒)




茶臼を振り返る。中央の峠のようなのが牛首


望遠でヒウチ


ロープウェイから南月山までピストンするハイカー多し







足痛くとも、標高差あまりなく助かる