2001/12/21

鳴神山<周回)

駒?登山口<9時半)鳴神山頂<12時ころ)登山口(13:30)

前夜、守屋氏と山スキーに行くべく高坂を出発。熊谷から雪、利根川を渡ると吹雪。コレではダメだと、Uターンして家で寝る。

翌日、6時52分の天気予報を見て出発。
利根川の橋の下りでは、5台以上が玉突きスリップ事故を起こし、当事者たちが交通整理していた。その次の陸橋の上では事故車を側道にパトカーが5台誘導していた。<関東地方の一般道は雪に弱い)

赤城と袈裟丸の間の峠でも行こうとしてたが、大間々までも雪道が危険を感じる。桐生に曲がり、以前行ったことのある鳴神山に行こうとする。山間部に入ると雪が深まり20cmはある。ときどき、失速しかけながら轍を追う。これで、急坂があったらダメだろうと思っていると、最後の400mをブルで除雪していてくれた。フー
建設現場のブルらしい。

車を降りると30cmの深さ。長靴に山スキー用スパッツを付けて歩く。先行者がいる。300mぐらい行くと民家があり、おじさんが除雪しに来ていた。話をするとまだ先行してるのは女の単独行者だと。歩いていくと200m先にチラッと先行者が見えた。

その後、橋のある林道の分岐に出た。直登の右コースと林道を回りこむ左コースの分岐だ。
もちろん、女の人は右コース。たぶん、一人が好きなのに邪魔するのも何かと思い、私は左コースにする。

林道のラッセルは単調で長く、夏の記憶から、もうここいらだろうと何度も思った。最後まで林道を詰めると,そこに鳴神山登山道の看板が会った。とうとう来た。

そこからは、黄テープ沿いに上り雑木林を登ると、峠に出た。ココから山頂までは風の吹きさらしで雪が波打っている。風上側は雪が飛んでもぐらない所があるので、やれやれという感じである。冷たい強風でよろける。今回の寒気が去るようだ。

尾根に上がると、山頂に出る手前で、赤城山が良く見えた。鳴神山頂は女の人が踏んでる筈だと、思っていた。山頂に着くと、まだ誰の踏み跡もない処女雪だった。

山頂を後にしすぐ下の神社から右に折れ下山する。200mも下らないうちに、下から空身で登ってくる男とすれ違う。
誰もいないと思って、頑張ってるので悪かったか?女の人に会わなかったか訊くと、途中でやめて引き返すのに会った。と言っていた。

別コースを歩いたのは、いらん気づかいだったのか?
下の部落に着くと、雪で孤立した家まで300mの道を、村の人総出でスコップで除雪していた。なんかすれ違うのがバツが悪かった。

現場に行く道しかブルは除雪しないのか?




よく降ったね。膝まで潜るが雪が軽いのでマシ。




吹きっさらしの峠




桐生方面




空っ風の赤城山




荒らされてない鳴神山山頂
右奥、袈裟丸山は雪雲に霞む