2004/4/1

三つ岩岳(三つ岩沢)

黒檜沢の1つ下の子沢(6:20)旧登山道の尾根〜今の登山道のある尾根〜避難小屋〜三つ岩岳(11時頃)下大戸沢スノーシェっト(11時45分)道路を歩き、最初の上り口(12時半)

はじめ、浅草岳ねらいで、駒止峠のトンネルを越えると小雨。小林付近で寝る。明け方、起きても曇り小雨。桧枝岐に移動。
山口付近で路面も乾き明るくなる。

近江さんに教わったルートから三つ岩岳に取り付く。ここは二回目だが、前回より雪が多く、二股で滝が出ておらず、キックステップで滝の上の雪面を登る。落ち口直下で雪が割れてて下から水流の音がする。ココをまたぐ一歩が怖かった。
その上は緩い地形になり旧登山道の尾根に難なく乗る。

尾根の見晴らしのいい所で風が吹き、雪面から雪煙が何度か舞う。山頂付近はガスっているが、待ってれば晴れるな。
あっと、帽子がとばされた。谷に転がっていき、あきらめた。

そこから、気持ちよいブナ林で、風も収まりつつあり、のどかだ。最後に緩くなり、吹き溜まりは10cmの新雪。屋根下まで潜った小屋の前を通過すると、アイスバーン地帯でカリカリ。潜らないで楽だが、頂上直下でとうとうスキーアイゼンを付ける。

三つの岩を左前方に見て右にトラバースしていくと山頂に着いた。そこから、三つ岩沢を恐る恐るのぞいて見る。そこには雪庇がなく、緩く曲がった沢状の斜面が広がり、新雪が吹きだまっていた。

はじめは、尾根の往復と思っていたが、据え膳食わぬは何とかではないが、雪の腐るタイムリミット11時だ。

突っ込むが、急斜面はテールが引っかかる滑り、中間部ではテールの引っかかりない重め新雪。最後の大雪渓のような滑りは快適なザラメと痛快に飛ばせた。最後スノーシェっト前の渡渉点はこの前より水かさが増してて、ジャブジャブと軽く靴の上を水が流れる。

スパッツを上げていたので靴の中は即ビッショリ。
国道をタラタラ戻りながら、路肩のふきのとうを収穫したのでありました。(車で通過したのでは、めっかんない)



この沢を下から登る




ブナ林




こんな尾根です





登ってきた尾根を見下ろす。後方、高畑スキー場





山頂が晴れた





避難小屋




山頂、まじか





窓明山




丸山岳方面





会津駒



山頂から三つ岩沢に滑りこむ




下部は大雪渓のようだ



帰りに寄った湯の花温泉の共同浴場。入り口に200円入れる缶があるだけ。