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子持山

7号橋〈8時半すぎ)山頂〈11時ころ)下山〈13時)

子持神社を過ぎ、子持神社の奥宮まで車ではいる。登り出してすぐの屏風岩にフリークライムのルートがあった。一般ルートから、屏風岩の上に登れる左の道に入る。トラバースにロープがはってあった。最後は鎖、針金で登ると、東西に細長い屏風岩の上に立った。
下りに、鎖をよく見ると、両端が何やら見覚えのある形。なんと、車のチェーンの廃物利用だった。

ここから、獅子岩までのルートはテープが張ってあり、入るなと言うことらしい。地図で破線記号があるので、入ってみる。最初の岩は急で恐いが熔岩の岩でホールドあり何とか登れた。岩の向こう側に降りると、右から道型が合流。なんだ、巻いていたのか。
その後、獅子岩までは熔岩の岩頭状の尾根でなかなか楽しく登れ、目印のテープもある。

獅子岩の基部に着き、トラバースする道に出た。ここを右に行くと一般登山道に出た。獅子岩は梯子と鎖で登れた。獅子岩の基部は一周できず、こんなとこにまでボルトがあり、フリーをする人がいるのか?

獅子岩から降りて、寒いのでお湯を沸かし味噌汁を飲む。普段、ガスコンロなどは持参してないが、今シーズンの秋山では持っていて、湯が沸くまで休む口実になり、重宝してる。

山頂で、下山する老人とすれ違う。冷たくて飲む気のしないカフェオレを、暖めて飲むことにヒラメク。一等三角点があり、本来見晴らしのよい山頂が、今日は肌寒いガスのなかで展望がきかない。これも人生とあきらめ、うまいカフェオレを飲んで、早々に下山する。

そのうち、棉パンツで腹が冷えたのか、もよおし用足す。獅子岩と浅間山分岐を右に浅間山方面に行き、ガイドでは浅間山まで行かず左に折れて下るのだが、浅間山を越え子持神社まで下れるらしいが、その先の分岐から左に折れ五号橋に下山する。

林道を登り返し7号橋が駐車地点だ。車で下り少し下り、忘れもん無いかUターンして戻ると、山頂であった、じいさんとすれ違う。
忘れ物無く、すぐ戻り、爺さんに話しかけると、乗せてくれと言う。行きに通過し気になった子持神社に二人でより、敷島の駅で降ろした。最初、私のことを、山頂であった人だとは思ってなかったらしい。それもそのはず、先回りして、下から車で登って来たんだからね。   私のことを、早いんですね、という。下りは位置エネルギーの放出だからね。

上野発5時48の各駅に乗り渋川8時7分でタクシーで登山口まで来たと言っていた。沼なんぞ、5時チョイに出て、熊谷から本庄まで17号で、本庄インター目指したが、ガス欠まじかで藤岡まで行ってガソリン入れて、藤岡から渋川まで高速乗ってウロウロしてたので、8時半になってしまった。  すなおに、伊勢崎通る17号バイパス走ってれば早かったのにね。

帰りは帰りで、大瑚から玉村抜け藤岡に出て神川で白菜を買い、高坂でワインを買って帰った。遠回りだったが、利根川、烏川、神流川を渡って、前橋付近と違い、利根川が上武大橋あたりで、何故大河になるのか?納得した沼であった。


屏風岩からの獅子岩〈左の尾根を獅子岩の基部まで登った)



獅子岩〈噴火口の中の熔岩が冷えて固まり、回りが侵食されて無くなり
本体だけ残ったものだそうです)60万年前の古い火山とか。