2005/2/3

小出俣山(中退)前日、あやうく駐車場スタック敗退に

川古温泉(8時ころ)林道の橋(9:15)尾根の戻り地点(11:20〜30)橋(12時)川古温泉(13時ころ)

立春とは名ばかりの寒波しぶとい。前日水上で60cm降った。
西山でも行こうかと思ったが、スキー場は朝から人に会うし、出発時間は遅いし。

沼田から雪道だ。上毛高原の下の道の駅に23時頃着く。いつもの駐車場にはいるが除雪しておらず運動場のトラックのように轍がついてる?ぐるっと一周して戻ればよかったんだが。途中でバックしてUターンしようとした。ガリガリ、おや、轍以外は雪が深く腹を擦ってスタックした。前輪がツルツル空転。フカフカの雪の下は氷だった。スコップでタイヤを掘り出し、ゴザとマットをタイヤに噛ますが、出られない。後ろから体当たりで前後に揺らしながら、押し出す。30分かかり。やっと押し出したときにはヘトヘトだった。(ボロチェーン持ってればタイヤの下に敷くと有効なのだが)

売店の前は除雪されてたのでこちらで寝る。
夜は晴れてたが、朝は冬型の雲のした。

川古温泉手前は駐車場所に苦労した。こんなとき出掛けに地元車に見られると、ろくなことが無い。除雪の邪魔になるかも知れんので、車内に「山に行ってます」と張り紙を残す。
温泉の送迎らしき車が通過したので、そそくさと出発。除雪された道から、林道に入り板をつけて登りだせば、誰も追っては来れない、一安心だ。 昨年、何度か板を外した湧水地帯は雪が多く外さず通過できた。

そのうち雪が本降りとなるが、20分で小降り。雪雲も、雷雲のようなもんだから、強くなったり、そうでもないを繰り返す。
ラッセルの林道は長い。やっと橋を通過し尾根に取り付く。こんなときは杉林が潜らず助かる。ブナ林にでると潜る。その上で平坦になると少し楽。風が吹いてきて(寒気の通過?)その後、雪が本降りとなる。痩せ尾根の急斜面をやっとのことで登り切ると、そのさきに黒木の魔のトラバース地点が見えてきた。

疲れたし、悪天なのでココでやめる。(おまけに、あそこの通過で雪崩れても、だれも助けてくれんし。。。)
帰りのブナ林は時に足の前面に雪が溜まり止りかけることもあったが、急斜面ではメガネまで雪が舞った。

あっけないが、時に、こんなときもある。
車まで戻ると、私の車を避けて除雪してあった。

シールを外すときに素手でやってたので右手の親指が新たに凍傷になった。今度から、セメントヘラか何かでやろうか。
まめでないと、指は凍傷だらけになりますね。
インナー薄手袋をするとか、手術用ラテックス手袋をするとか、マメにしようとは思っているが、根が不精なんですか、その時になると面倒くさくなり、あとで苦しむ沼であった。








この林道の途中には湧水が多い




左から放水してるのでココだけ凍らない




林道も深い




人っ子一人いない尾根  寂しくないかって? 全然  むしろ、すがすがしい気分
今日は木曜だし、冬型だし、マイナーな山だし。。。
会っても、カモシカか熊ぐらいだろう。