2003/7/27
両神・金山沢右俣

朝出発。6時頃、高麗川通過。8時頃、金山沢出合いに着く。隣で沢の準備をしている水戸ナンバーの3人が居た。もよおし、通行禁止の登山道を少し登り,駐車場を見下ろし大をする。
あの3人は挨拶もせず、どっか行ってしまい、変な人と思ったかも。

本流を少し下降し右股に入ると、10m先に彼らが居た。
滝の写真は人が居ると絵になるのでちょうどよい。

7m立ったナメ滝で、一人かろうじて登る。二人目、なんとかやっと。おばさん、登れず苦労してる。それを、横目に私は右から巻き、落ち口にでた。(踏み跡あり)ここで、計らずも追い越してしまう。

大岩を過ぎると、100mナメの連続。最後に二股になる。ここは、傾斜の緩い左に入る。すると初めはナメだったが、すぐにゴーロの平凡な沢になり、なおも詰めると左から湧水流入地点に出て、涸れ沢となってしまった。しまった、二股を右だったか?彼らも下から来ないので、いま登った沢を下降して戻る。途中まで戻ると、登ってくる彼らと会う。

リーダーらしき人が、「こちらで良いはず」と磁石と地図を持って言う。過去に、一度来ている私だが、すぐに良い所は終わってしまった印象ぐらいで、記憶があいまいだった。沢がガレタのかも。

彼らと共に今下った沢をまた登り返す。たるい。後ろの人に「茨城から来たんですか」「そうです」丹沢の小川谷かココか迷ったんだが、むこうは混みそうだからコッチに来たとのこと。「笠間に知り合いが居る」と私が言うと「私たち笠間なんです」世の中狭いもんだ。

その後の二股は右にとり、最後の岩場の登竜門を登ると傾斜が緩み、詰めあがると、大笹から槍ヶ岳の方に100mぐらいの地点にでた。その後、山頂に向かった。誰も居なかった。しばしで、彼らも来て、写真を撮って、足ごしらえを地下タビに履き替える。

頂上から八丁峠まで縦走する彼らと別れ、頂上から少し戻り、金山沢出合に直接下れる一般者通行禁止の登山道を下る。すると、とうとう咲いてました、今回のお目当て、レンゲショウマ。今年は、まだ梅雨明けせず,咲き始めだった。

帰りがけに、その筋では有名な秩父の「こじま」でそばを食った。隣りのバイク若者が大盛り頼むと無いとのこと。ざる850円だった。先ほど、むすびを食ったばかりなので丁度よかった。店内こじんまりなので、日曜は、14時頃が狙い目です。

午後から晴れて、増水気味の名栗川では20人ぐらいの小学生が泳いでいた。 おらが川、たくましいもんだ。



 



             
                        ナメを俯瞰する

              
                      先に一人います

              



             
               奥の滝、彼らは水線左直上、私、右から小さく巻く
                 ここで、はからずも追い抜いてしまった


      


             
                     延々つづく100mナメ



            
                  奥の二股手前(左に入ると、しばしでゴーロ)


  
                                          最後の登竜門
       二股の右の滝

       
                              

                
                     レンゲショウマ咲き始めだった