2003/5/25

群馬・稲包山

赤沢スキー場(6時ころ)赤沢峠(8時半ころ)稲包山(10時ころ)赤沢峠(11時ころ)赤沢スキー場(12時)

車を赤沢スキー場付近の林道に止め、舗装された車道をマウンテンバイクで登る。4kmで車止めゲート。大きなカーブを二度曲がる。少し平坦になると、そのうち右に戻り気味に稲包林道(ダート)が分かれる。道なり左に行ったが、ある感から戻り、稲包林道を登る。

200mぐらい登ると、赤沢スキー場から登ってきてる登山道(赤沢林道という名前)が稲包林道を上下に横断してる地点にでた。

左上のこれに入り登る。自転車は押しもあるが、緩い登りのトラバースが多く、ときどき乗車可であった。帰りが楽しみだ。岩交じりの下りとなると、沢横切り、水の補給。その上のジグザグを過ぎると岩と鎖あるので、自転車をデポする。

ほんの少し登るとアズマ屋のある赤岩峠だった。少し行くと何やら後方から人声がする。これでは、おちおち山菜取りもできん。途中、お父さんと子供を抜き、ブナのダラダラした道を行く。最後に急登するとポッカリと山頂に出た。

単独の人が居た。雲が多く、視界は悪いが、お陰で涼しい。北に眼をやると、眼下に上越国境稜線のキレイな刈り払いされた道が見えた。これでは、国境稜線を歩いてこちらに寄り道したほうが、近いじゃないか。
(三国峠〜三坂峠までのこの道は数年前、慶応大学WVの手によって出来たとのこと)

単独者が今日は四万からの山開きの日で、この後、続々と子供とかが、来るよと言う。そのうち、先ほどの親子もつき、地元のおじん二人組も来る。下から、子供の声がわんさかするので、狭い頂上が混みそうなので、私は退散する。
途中、何組もすれ違いざま、「あとどれくらいですか?」と訊かれるので参った。責任者らしき、男の団体とすれ違うと「もう下ってしまう人がいます。何とかさん、登頂証明書渡してやって」
だから、私は違うんだってば。

かなり下の、雪渓の近くに小学1年ぐらいの女の子が居て、降りてくる私を見るや「もう、ひるくったの?こっち来て、一緒に、雪かきしない」そばに、お母さんが居たので、返事に困った。さすが、カカア殿下の上州、すでにその素質あり。

また、かなり遅れて愚図って泣いている男の子二名いた。「何で同じようなトコばっかし歩かなくちゃいけないんだよー」子供は、鎖場とかのほうが喜び、単調が苦手である。

いやはや、山開きは賑やかである。でも、皆、軽登山靴で私のようにズックの人は居なかった。〔初め自転車に乗るので、登山靴に履き替えるの忘れた)

峠の下で自転車に乗ると、登山道が快適に飛ばせる。普通ならスッキリ飛ばせる車道に出たいもんだが、自転車向きのコーナーと斜度で、こんな登山道、滅多にあるもんじゃない。あっという間に、赤沢スキー場のゲレンデ下部に着いてしまった。ブレーキを握る手の握力は、限界だったけど。

                    



          
                                桐の花



     
                                  トチノ木


                    
                              赤沢峠手前の道標


           
                               ブナの小道


       
                               三角形が稲包山



                 
                         デジカメはバックをぼかすのは不可?

        
              道標は  左:三国峠・三国スキー場   右:赤沢峠経由 四万・法師温泉