日本列島ひずみ集中帯
ひずみ集中帯の成因
日本の東側に太平洋プレート(岩盤)があって、日本列島の下にもぐり込んでいる。その力で列島は東西方向に年4、5cmほど縮んでいる。その縮みの半分ほどが、新潟ー神戸集中帯の地殻の中で吸収されていることがわかった。
この間は周囲に比べ地殻が軟らかい為、ゆがみやすいと考えられている。
また、日本海東縁部には、日本列島がユーラシア大陸と離れて日本海ができた時に生じた断層がある。その断層が逆に、大陸に向けて押され歪みの帯が生まれたと考えられる。
04の新潟中越地震、83の日本海中部地震、93の北海道南西沖地震も集中帯内の地震だ。