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平ヶ岳

鷹ノ巣(5:30) 平ヶ岳(10:30〜11:00)池ノ岳(11:30)鷹ノ巣(15:30)

 この時期、鷹ノ巣には銀山平からは通行止めで行けず、桧枝岐周り、御池超えでないといけない。

 朝からどピーカン、鷹ノ巣からのやせ尾根の急登は、木も無く背中あぶりで暑い。7時に稜線に着いた時には、麦藁帽子を被った頭から汗流れる。途中、ごそごそするので見ると山菜取りのおばさんだった。コシアブラを取りながら登る。雪の無い燧が見え、はるかに雪を頂いた平ヶ岳が見えた。

 尾根上のだらだら道からはずーと雪の上。あてにしてた水場も今は雪の下。池の岳の下の雪渓から登山道を流れる水を汲む。あまり旨い水ではない。

 ようやく池の岳に着くと,木道と池塘を前景に平ヶ岳の山頂見える。もう一息だ。だらだらいくと、とうとう着きました平ヶ岳の山頂。その先の雪原に鉄柱が立つ所が見晴らし良さそうなので行ってみる。

 越後三山、利根源流の山々、至仏山、燧どの山からも適度に離れたこの空間。どの山に登っても、平ヶ岳が行けそうで行けない距離で、厳かに孤高の山という感じで仰ぎ見える訳だ。

 今その山頂を独り占め、と思いきやまた腹痛、大をする。池の岳からの下り,恋の又源頭の雪渓はグリセードで遊ぶ。その後のだらだらは、雪の照り返しでバテ気味、車に戻ると3時半になってしまった。登山者には一人も会わずじまいだった。

   
         まだ遠い(左が平ヶ岳、右、池の岳)                         燧

 

         池の岳から平ヶ岳山頂を望む                             




 

                越後三山方面