2003/1/26

上越・東谷山

二居(7時半)二居峠〜東谷山(11時〜11:20)国道17の近く(12時)二居峠(13:30)二居(14時)

前夜、二居の除雪ステーションで鷹嘴氏に合う。彼は明日は『平標頂上から平標沢滑り、尾根を登り返して二居に出る予定」という。また、明日、日白山に登る人がいるという情報を得る。

二居では17号に出る前の雪の掻き出し場に車を駐車。二居峠という道標から道路を100m歩くと民宿で除雪終点。シール付け歩き出す。どラッセルではない。二居峠までは道形がわかり、難なく登る。峠から麓を俯瞰すると除雪された17号が見える。

ここから、右手に尾根を登るのだが、雪庇の出た尾根で、波打って登りずらい。樹林帯と雪庇の境を登ったが。凸凹になると左の木の中に逃げた。幸いシュカブラ状で板があまり潜らない。

尾根が広く丸くなると送電線の鉄塔だ。その先も、相変わらず雪庇状尾根だ。一箇所尾根がやせて雪庇も波打ってるのでそれを避けて左の樹林に逃げようとしたが、そちらも急で行けず、戻り、凸凹の雪庇を木につかまりながら強引に通過する。ワカンがあるか、10cm板が短いと楽だ。

その後は徐々に尾根も広くなりブナ林となり樹間も広くなった。霧氷がきれいになると、そのうち頂上だった。日白山の尾根越しに巻機山〜国境稜線〜朝日岳〜日白山〜仙ノ倉・平標山のパノラマ。惜しむらくは、谷川連峰の眺めを
日白山が邪魔する。

滑降準備をしていると日白山の山頂から一人こちらにシュプールをつけながら滑り降りてくるやつがいる。あわてて私も滑り出す。ウハウハのブナの深雪急斜面だった。緩斜面になりダラダラ滑っていると頭上に二居峠に行く送電線があり、右を向くと17号が見えるではないか。少し戻り送電線の急斜面を登る。100mぐらい登り上の台地が近づくころ左からの道形が来てるのに出会う。緩斜面に出たら左よりに滑ればココに出たのに。。。

台地から50m下り、左斜面をトラバースしながら緩く二居峠に登る道形を歩く。午後になり、日向は雪がシールに付き重いので、蹴飛ばしながら歩く。樺さんがおかしいという、私の蹴飛ばし歩きはこうやって身に付いたんだろう。

水もなくなり、やっと二居峠に着く。しんど。深雪時期の上り返しは辛い。あとは、登りをショートカットしながら滑った。最後は二居スキー場(営業してない)のリフトの下を滑り、車まで滑り降りた。


帰りに、平標登り口の別荘地の管理事務所の脇に鷹嘴氏の車が止めてあるのが、国道から見えた。まだ、戻ってない様だ。それにしても、管理人と山スキーヤーとは駐車をめぐり犬猿の仲なのに、氏はどう取り入ったのだろう?

            
                     二居峠から17号を俯瞰する。右手雲に隠れる筍山

            


            

                        登りの雪庇尾根(うへー、ここを登るの)




          
                              奥が東谷山頂上



          
                  苗場山(平標の方からの方が良い写真撮れますね)



                
                              頂上直下のブナ林



             
                                    頂上近し



           
                            タカマタギ越の巻機山(中央左)



           
                         正面が日白山、奥が谷川連峰

           
                            左から仙ノ倉山、平標山