2004/9/30

南秋川矢沢支流・軍刀利(ぐんだり)沢

車(10時半ころ)出合(11時ころ)三国峠(12:30〜13時)矢沢林道下降車着(14じころ)

昨夜、大阪から新潟を通過した台風21号(鉄人?:今年本土に上陸した台風8ケと、また記録更新)の雨からうって変わり、朝起きると富士山が見えるではないか。「この天気逃してなるか、アポロエヌ」わかるかなー、わかんねーだろーなー。

北を見ると、上信越の山は、南風で逆冬型のように群馬側に雲がかかり、しばらくとれそうにない。
こんなときは、増水しても沢登りできる南秋川しかない。(過去、増水した名栗の白谷沢は敗退してる)
途中、入間市あたりの川が濁流で心配になるが、五日市を過ぎ秋川をみると、それほど増水してなく安心。
軍刀利沢は見違えるように水量のある滝となり、おもろかった。

皆さんも、水量が少なくチンケな沢だった、という印象の所に、台風後に行って見ましょう。(過去(学生の頃)に、台風一過に笛吹川東沢に行き、沢沿いの道が崩れてて、おまけに道が対岸に渡るところで、河原一杯に笹濁りの水流が流れ、とても渡れず帰ってきた、苦い経験あり:場所を選びましょう)


そうだ、一昨年も台風後、白毛門沢めざし、ハナケの滝の下の水流が渡れず引き返し、尾根歩きになってしまった。
流水面積を考えよう。積算雨量の情報も欲しい所だ。

そこで名言「バカは行きゃなきゃわからない」 沼のことであります。

五日市市街は秋祭りの最中でした。




台風一過の秋晴れ、眼下に中央道を見ての富士山(三国峠)
家を8時頃出て、10時頃歩き始め。一時間半で沢は終わり、この景色を独り占め。
横浜のビル、その後方に房総半島まで見え、「代は満足じゃ」
なんだかんだ言っても、山は快晴・超視界に勝るものなし。

当然、南ア南部の赤石付近も見えてた。峰続きの陣場山から見えるのは有名(そのスジでは)


丹沢方面(左、チョコは大山・右切れが大室山)




大菩薩・小金沢連領


沢は(矢沢本流を釣ってる釣り師には4人会った)








左の水流際、登る



左壁を登る


二段10mは右巻き(奥多摩・大菩薩123沢に、写真出てるチンケな流れの滝?)


普段は水流左が登れそうだが、左から巻いたらケッコウ悪かった






右の10m上に巻きのトラバース用ロープあるが、そこまでが悪そうなので、
右壁から直登(残置あり)。快適



これは右から小さく巻いた




連瀑最後の登れない10m(右巻き・ロープあり)
再訪であったが、10年以上前で詰めと、山頂からの景色以外記憶なし。





詰めは、こんな感じで、藪こぎなし(見下ろしてんですが)