2004・11・3

西上州・双子岩・大岩

登山口〈7時半)碧岩沢の右俣を詰め、稜線の道を歩き、双子岩〈9時半〜9時50)稜線を戻り、大岩〈11時半〜12時)登山口〈13時半)






三段の滝〈今日は水量多めで綺麗)



上段だけでも20mはある



大岩からの双子岩
〈中央鞍部から左右登る。右は正面岩のリッジではなく、左の凹部を木を掴みながら軽身でピストン)
久々に西上州の恐さを味わう。


大岩


沼が降りてくるの入れ替わりに中高年の団体が大岩を登る。
左側は高度感ある。まあ、下を見なきゃいいんだけど。
ここを前向いての下りは沼でもやや恐かった。〈ルート外して岩場降りてしまったんだが・・・)
ハイキングマップにある大岩から観能に下る道は(すこし行ってみたが)藪になりわからなかった。



碧岩〈大岩から)
左が一般ルート。以前より荒れて下りはザイルが必要とか?
右が北稜(最後100mが急ですね。誰か行きません?)



アップしました。「西上州の岩山・藪山」の著者・二木さんが、本の中で、日本のマッターホーンと惚れ込んでいた。




下りから見る碧岩と西稜〈左のスカイライン)
西稜を、故・三輪氏と登ったのは30代の、やはり11月3日だった。

下りの沢沿いで岩で滑って転び、左の人差し指を突き指。朝まで雨で日陰は、まだ濡れてて
転倒を杉の棒では防げず。   油断大敵。


      

クリタケ?


どちらかが鷹ノ巣岩?それとも別ピーク
いずれにしても登ったら、おもしろそうだ。
(三段の滝の200mぐらい上から北方向を望遠で)


観能から下仁田方面
昔、20代の中頃、観能の民宿「中庭」に山の相棒と泊まったことがある。
二木さんの破線入りの5万図が飾ってあり、自分の地図に書き写した。(まだ5万図の時代)
そのときが沼の西上州の南牧村デビューで鹿岳と碧岩、大岩に登った。
鹿岳の登りでは道を外し強引に登る。
碧岩の登りでも、道を外し植林の中を適当に登る。大岩からの下りでは道がわからなくなり
おまけに夕暮れ近く、下に見えた植林の谷に突っ込む。植林が小さく、伐採の藪に苦しみ、沢沿いの道に出たときには
ヘッドランプもんだった。11月の勤労感謝の日の連休だった。

そういえば、その頃行った立岩も道でなく藪から強引に登った。その後、立岩に立派な登山道が出来て、沼的にはがっかり。
そんなこんなで、道を外してないと〈迷ってるのでなく)西上州を歩いたなあーという感慨にひたれない沼であった。