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朝日岳

土合(4時)白ヶ門(7:30)朝日岳(9:15)清水峠(11:15)土合(16時)

きのうは土合4時から朝日岳ー清水峠ー土合周回しましたが、核心部は清水峠からの水平歩道でした。
 
雪渓の降り基調のトラバースで、一度7mグリセードのような格好で滑落、周囲5mの草のアイランドに突っ込み停止。下を見ると雪渓が300mは続いてた。
 
その後も、雪面に向いて後ろ向きでキックステップで下降する数回。
 
軽ピッケルは怖い。この先心配してると、中間で東電の6人とすれ違う。一の倉から3時間半かかったそうな。 
芝倉沢は川になっていて、裸足で渡ったが、しびれた。(途中であった、山菜取りのおじさんもスパイク長靴でした)   
 
稜線縦走し蓬峠から土樽下山が無難で早かった。
文字どうり「最後の山菜取り」に、なるとこでした。

今シーズン、ココを歩いた馬鹿一号(沼)、二号(東電)でした。
対岸から見ていたんだから、馬鹿一号の方がうわてかもしれません。   でも、向こうは仕事ですから偉い。


余談:
 この時期、やはり麦藁帽子ですね。藤島玄さんの本の中にも、6月の飯豊で深田久弥が麦藁帽をかぶってる写真がありました。(あとで、菅笠を被ってる山頂の写真を雑誌で見て。沼の勘違いでは?)
ちなみに深田久弥の「わが愛する山々」が沼は好きです。これは「日本百名山」と違い山行記録という形で、生き生きと雨飾山等のことが記述されてます。
 
ピッケルの重さについて:山スキーでは下りは使わんので軽量ピッケルで十分ですが、雪の下りがある登山ではダメですね。なにせ子供のプラスチックのバットで硬球のボールが飛ばないように、自重が無いと、突き刺すのにやたら疲れます。おまけに竹をカットしたようなシャフトの先にザラメ雪がスグ詰まり効かなくなるんです。






マチガ沢





白ヶ門





一の倉













バックは芝倉源頭(花の縁が赤く、めずらしい)






七ヶ小屋岳と峰桜  水平歩道見えます?





朝日岳





芝倉沢はここからは切れてるようにみえるが・・・




なんとか繋がってた(清水峠から)






ホソバヒナウスユキソウ(山頂手前)





シラネアオイに一年ぶり再開(清水峠手前)





タムシバも雪渓脇で元気(清水峠手前)

芝倉沢と白樺尾根間には雪割草がたくさんあったが、なにせ決死のトラバースで疲れてしまい撮影せづ。





ナルミズ沢源頭を俯瞰




奥は巻機




湯檜曽川源頭を俯瞰




新緑




朝日岳と湯檜曽川源流





決死のトラバースの合間に撮影