2002/04/11
頸城・雨飾山〈荒菅沢)

小谷温泉(6:30)雨飾山(10:20〜10:30)荒菅沢登山道横断地点(10:45)P2(12:00)小谷温泉(1:30)

前夜発、小諸から更埴まで高速を使ってしまった。長野から白馬までオリンピック道路で30分。富山、金沢ナンバーのトラック多し。〈途中、碓氷バイバスは無料になっていた)小谷温泉手前に寝る。翌朝、去年より雪が少なく不安。

小谷温泉の所で、除雪された道路にチェーン懸かる。しばし歩き,栃の木亭手前のリフトなしスキー場から登り、林道ショートカット。前方に見えた雨飾に雪がありホッとする。川から登山道と同じルートで尾根に登る。この辺り川は割れてて、3mの雪壁で、おまけにこの先100mで右岸行きずまる。荒菅沢を下まで滑って川沿いに下るのは不可だ。

それなら、P2に登り返そうとひらめく。尾根に取り付き、最初、急だが雪が締まってて快適。傾斜が緩くなり、ブナ林を斜め上にトラバリ、荒菅沢を見下ろす地点にでる。デブリだ。でも、上の方はつながってる。荒菅沢をデブリの下で横断し、少し沢を登ってトラバース気味に尾根に上がる。急でピッケル使う。特に、雪の亀裂はピッケルで這い上がった。持ってきて正解。

無風、薄晴れで、適度に雪緩み、ツボ足楽。笹平に登り、荒菅沢をのぞいて見る。急なのは最初の100mぐらいだ。頂上を往復し、いざ滑降。ザラメで快適。所々、落石が転がっている。デブリ避け、右手に登り返しP2に至る。昼近くなり雪も緩みツボは潜ってタルかった。P2直下で板を引っ張る単独者に会う。もう、荒菅沢滑ってきたと言うと、朝何時に出たか訊かれた。

P2から真っ直ぐ滑り降りる。丸いピークから急斜面、先が見えず、ここの方が空間に投げ出される感じがした。
〈沢はかなり急でも高度感に乏しいらしい)

帰りに、栃の木亭近くの斜面にジャンプ台を作って遊んでるボーダーがいた。夏の登山口まで林道上に雪上車の跡があった。

                    奥の鞍部から滑る(荒菅沢)