CO2温暖化説の真偽

私は何かの利益団体にかかわるものではないのでフェアに書いている。

もちろん、すべてのブログはフェアに書いているつもりだが、野球とか松井とかになると少し怪しくなるが。

テレビでも政治の世界でも、知らぬ間に地球温暖化はCO2が原因といった断定がなされている。

 

しかし、それには根拠がないという説を唱える人も多く、書籍もたくさん出されていて、私も何冊かは読んだ。東工大の丸山茂徳氏やジャーナリストの広瀬隆氏などが代表だが、他にも多くいる。それらを要約すると、

1.       科学者の多く(9割)は、CO2原因説に根拠がないと主張する。たまたま、温度上昇の曲線とCO2増加の曲線が一致しているだけ。

2.       地球温暖化には他にも要因が考えられ、太陽の黒点活動、地球磁場、ミランコビッチの周期、水蒸気などがあり、CO2の影響は少ない。中期的には寒冷期に向かっている。

3.       「地球温暖化CO2犯人説」を主張したIPCC議長ラジェンドラ・パチャウリ氏は、CO2排出権取引で莫大な利益を得ているとか、米大統領候補だったアルバート・ゴアの『不都合な真実』には、多くのねつ造が含まれていて、アメリカでは、「クライメートゲート事件」として取り上げられており、政治色の強い話題なのである。

 

いくらこの話を調べていっても、どうもはっきりしない。政治色が強すぎる。

ただ、CO2が地球温暖化の最大の原因とする根拠がないだけで、可能性は残されていると私は思う。理由はどうあれ、地球が温暖化しようがしまいがCO2を減らすことは道理にかなっていることだと、天性のカンが教えてくれる。どう考えても新興国すべてが先進国並みの生活を始めたら、根拠もデータも何も無いが、地球はもたない気がする。

そんな第六感って大事なのだ。福島第一原発の写真を見て、一目「津波」に対して危ないと思う、そんな第六感が大事なように。