埼玉と東京の合併構想

なぜ今、合併するのかと言うと、

埼玉は東京のベッドタウンで昼間人口は少なく、夜間人口は多い。本社はほとんどが東京で税金もほとんど東京に落とされる。なので、人口は多い埼玉だが、人口あたりの医師数などは全国でワースト1位である。人口だけ多くて、公共財の整備が追いついていない。

ベットタウンで海も無いので、観光地と言っても小京都・川越や長瀞、秩父くらいしかないが、そうだ、一時福島から避難された方々を受け入れたさいたまスーパーアリーナがある。

 

東京と合併すれば、海が無いことで埼玉より人口が少ない千葉から馬鹿にされることもなくなるし、経済的にも良くなる。では、東京にとっては何かメリットがあるのか。

それがあるのだ。海が無いことで逆に災害には強い。東京で大地震があって首都機能が麻痺しても、さいたま新都心をもっと利用することにより、リスクを分散できる。千葉や神奈川より安全である。今でも国の出先機関はあるが、もっと本丸を移す。

 

道州制の構想が進んでいるが、現在出ている案だと、埼玉は北関東に属する案が多く、その1例をあげる(2006年の「地方制度調査会」の報告で出された案の1つ)

南関東:東京、神奈川、千葉、山梨

北関東:埼玉、茨城、栃木、群馬、長野

東京と接している埼玉の「地の利」からすれば、北関東へ押しやるより東京と組んで、安全の受け皿にしたほうがいい。東京、神奈川、千葉を組んでしまうのは他の区域との差が大きくなり過ぎる。それなら、東京だけ独立した州の方がまだ良い。

 

元々、東京と埼玉は、長い期間同じ武蔵国であった。そういうと、川崎と横浜もほとんどが武蔵国に属していた。

 


 

拡大東京の構想

1.人口                 1973万人

2.面積                 5985Km2

3.都知事             石原慎太郎           (副知事:上田清司、猪瀬直樹他)

4.都の木             イチョウ(埼玉:ケヤキ)

5.都の鳥             ユリカモメ(埼玉:シラコバト)

6.都庁                 新宿+さいたま新都心

a.特別区              図参照)東京特別区と埼玉の市の人口順位    

さいたま市(人口122万人)−24区

              川口市、戸田市、蕨市合併(新川口市、人口75万人)−25区

              草加市、三郷市、八潮市(新草加市、45万人)−29区

              越谷市、春日部市、吉川市、松伏町(新越谷市、66万人)−28区

              所沢市、狭山市、入間市、飯能市(新所沢市、73万人)−26区

新座市、朝霞市、富士見市、ふじみ野市、

+和光市、志木市、三芳町(新新座市、69万人)−27区

これにより拡大東京29特別区となる。

新川口市と新所沢市は政令市の基準(70万人)を超える。新新座市と新越谷市はあと少しで届くが、新新座市は恐らく大丈夫だろう。新越谷市と新草加市を足して、110万人超を目指してもいい。

これ以外にも、川越市、上尾市、坂戸市、川島町で人口70万人近くに達するが、今回は東京の近郊のみで考えた。

この組み合わせは、個人の独断によります。

(しかし、細かな市が多い。市の数は全国1位で、最高42だった記憶がある。さいたま市の誕生で3減ったが、その後また増えた。)

b.鉄道                 武蔵野線を第2山手線化、川越線の複線化

c.高速道路          外環から圏央道、(東北道、関越道、常磐道の一部)までを首都高速化

d.船便                 道路が寸断されたら、河川を使って東京から現在の埼玉へと帰る。大型船が通行できるよう川底を掘り下げ、堤防の強化にもなる

e.空港                  航空自衛隊入間基地の民間利用、リニアで羽田か成田と結ぶ

f.スケジュール      5年後を目処に合併、石原さんには後1期、頑張ってもらう。東京での開催を目論んでいる東京オリンピック(2020年)までには、実現させたい。

g.道州制               道州制に移行する場合は、拡大東京だけで1つの州とする。千葉と神奈川はアクアラインで地続きであるので、拡大東京が間に割り込んでも問題ない。

                           夢のような構想ですが、出来ない相談でもないはずです。