何かおかしいハイジャック事件報道


   MM、F/1999-8-02

  マダムMから「ハイジャック事件報道をコラムで検討してよ」と。
このコラムとしては異質な問題ですがを扱うことにした。

  今回の「ハイジャック事件報道は異常だ。名前は出ないし、
家庭環境も出ない。」とマダムM、私Fは、このコラムとは違う問題と 思いながらも、しかし、おかしいと。
  犯人の名前が出ない。しかも一橋大学卒のエリートで28才。
現行犯逮捕で500人以上の人が死んでいた可能性もあった。
特異なかつ綿密な行動、しかし、精神異常者の可能性で名前が出ない。
  これは変だと誰でも思うはずだ。
現に私FとマダムMは変だと感じている。
  一橋大卒のエリートは、本来なら日本を背負って立つべき人だ。
我々庶民とは違うのだ。このエリート教育環境を明らかにして、日本を背負う
人達の教育の反省があってしかるべきだと思うのです。
しかし、家庭環境は出さない。
 このようななし崩し的な雰囲気は、山本七平の「空気支配」を思い出す。
報道規制がないと判断したいのですが、日本社会は戦後、自由な論議を「右翼的だ」
とレッテルを張り禁止し、戦前の検閲以上の空気を醸成し弾圧をした歴史が あるからです。
 この戦後の悪しき習慣だけはやめた方がいい。
戦後サヨク報道機関がやった空気支配だけは日本が乗り越えるべき日本の欠点だと 思うのです。

  この欠点を乗り越える道具としてインターネットがあるのです。
このため、異質の問題であるがこのコラムで取り上げた理由です。
  このコラムを見て一部新聞・雑誌が報道を再開し出した。(1999.8.5追加)
報道機関の一次情報がないと、二次情報加工者のコラミストは論評できないのです。


コラム目次に戻る
トップページに戻る