1.インドネシア各地域の独立加速 インドネシア問題は、とうとうアチェ特別区独立の方向が明確化 してきた。ワヒド大統領は住民投票をすると発言してしまった。 今、そのような発言をすると、独立運動に資金を提供する外国勢力 が、出てくる。ワヒド大統領のこの発言は独立を加速させた。 イリアンジャヤ州も同調するので、インドネシアは分解の方向にな る。マルク州にも飛び火の可能性が出てきた。(記事あり) 今後、インドネシアの連邦制への移行が出来るかどうかでしょう。 ムリかな??? 下記に記事。共同通信から引用。 【ジャカルタ5日共同】五日のインドネシア紙コンパスによると 、三日夜、同国東部マルク州のティドレ島で暴動が発生、住民八人 が死亡、民家二百軒などが焼き打ちされた。原因などは不明。 同州では、キリスト教徒とイスラム教徒の対立から暴動が続発し ている。 2.米国ブシュ大統領候補が共和党アンチ・グローバリスト派対策 敵が圧倒的軍事力を持っている時と明確な目標がなければ、米国 は介入しない。と軍事ドクトリンを打ち出した。コソボ介入を共和 党は一貫して反対していた。特にパウエル元将軍は、オルブライト 国務長官の人道主義外交に大反対していた。このような介入をしな いと明言したことになる。 米国の軍事力はどのような具体的事例でその介入をするかが次の 焦点になる。米国国内では、軍事費削減と減税が話題となるはず。 とうとう、米国は孤立主義へ一歩を踏み出したことになる。 3.台湾防衛の見直し(離島死守戦略を変更も ) 米国軍事戦略見直しに伴い、台湾防衛も見直す必要が出てくる。 それは、米国がミサイル基地や海上船舶を絶滅してくれることが 前提であるから、この条件が変更される可能性があると、台湾は 防衛ラインを変更せざると得ない。国防部長は日米台の共同防衛を 発言したのも、米国軍事ドクトリンの危機感からです。 共同通信から引用。 【台北4日共同】中央通信によると、唐飛・台湾国防部長(国防 相)は四日、立法院(国会)で、中国が金門、馬祖島など台湾が支 配する離島を攻撃した場合、兵力を増派して死守するかとの質問に 対し「局部情勢だけでなく、全体の情勢から判断する」と答えた。 台湾軍は二年前から進めている兵力削減計画の中で、金門、馬祖 島などの駐留軍を減らしており、中国との前線を死守する戦略を変 更したのではないかとの分析が出ていたが、唐部長の発言はこれを 裏付けるものとして注目される。香港紙や一部中国紙は、台湾の李 登輝総統の「二国論」を非難するキャンペーンの中で、中国軍が台 湾が支配する離島の攻撃、占領を検討していると伝えている。 4.イスラム世界の見直しをする必要がありますが、この世界は 詳しくないないため、どなたかこのイスラム世界の政治状況を 投稿お願いしたいと思っています。m(_ _)m 私も調査開始していますが、当分かかる可能性があるのです。 このサウジやイスラムがわからないと、今後の中東情勢は読めない ので。