自立心なき酪農家? ふる@鶴川 2001/12/13 10:31 新聞によると、群馬の農家が農水幹部と対話集会が持たれ、農家 側から国の対応の遅れに批判噴出したとのこと。 「海外の肉骨粉を輸入しなければ、感染はなかった」 「何も知らずに与えた餌のせいで爆弾を抱えてしまった。このまま では出荷できない。国の責任で何とかしてほしい」 酪農家の男性は集会後、農水省の発言に「これでは(酪農の将来は )絶望的だ」と、肩を落とした。 私は、農業・畜産業の現場を知らないで発言します・・・ 一消費者として、酪農家の上記の発言には首をひねります。ずい ぶんお上任せな発言ではないでしょうか? 一昔前の学問的な裏付けがない経験則での農業ならいざしらず、 最近の農業のハイテク化は目を見張るものがあります。色々な情報 も各種団体より入手可能ですし、気になれば狂牛病対策だって、 各自でも可能だったと推測します。 彼らは、単に地元農協・組合の勧めるままに肉骨粉を与えていた のでしょうか? 「これでは(酪農の将来は)絶望的だ」と言われた酪農家の言葉通 り、自浄・自立の努力を怠った酪農には将来がないでしょうね。 ============================== (Fのコメント) 日本人はどうしたのでしょうね。自立の心を忘れたのですかね。 皆と同じようにしていれば、いいという時代は確実に終わり、個人 の競争の時代になった可能性がある。特にいけないのが、責任感の ない官僚たちで、どう問題を起こさないか、どう責任逃れをするか しか考えていない。しかし、この責任感のない官僚的な組織の言う ことを聞く方がもっと、駄目な人間であろう。自己責任は、自己で 情報を収集して判断する必要があるのですから。 そして、虚偽の情報をもし、流した場合は、訴訟を起こして、相手 の責任を追及するべきです。そうしないと、自己責任の原則が、保 てないですから。日本の高度成長期から欧米のような安定停滞期に なり、競争が激しくなっている。この競争を生き抜くためには、 自己責任の原則が重要になっていると思う。