714−1.アフガン戦争(タリバンの負け確実)



アフガン戦争の推移を見ておこう。   Fより

北部同盟が北部の拠点都市マザリ・シャリフをタリバンから奪還し
た。そして、カブール・カンダハルも奪還した。このためタリバン
は、山岳部を中心とした地域に撤退して、そこを拠点として、戦う
ことになるが、大勢は決まった。タリバンの負けである。

しかし、アルカイダの主力とビンラディンがどこにいるのであろう
か??また、ゲリラ戦になると、民衆の支持がある方が有利である
ため、北部同盟の治安がいいかどうかが問題になるでしょうね。
この対応を米軍は考える必要がある。

米軍は、ビンラディンの捜索に移ることになる。
一応、テロの可能性は小さくなったようだ。
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アジア・太平洋軍事・諜報ニュース01-307号
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○カンダハル奪取、オマル逃走
13.11.2001, 17:05
Война.руによれば、アフガニスタンの南都は、北部同盟の
支配下に入り、タリバンの精神的指導者は、カンダハルから逃走し
た。
駐タジキスタン・アフガン大使館参事ムヒトジン・メフチは、北部
同盟軍がカンダハルを占領したと表明した。市は、完全に北部の支
配下にある。

現在、ジャララバードを巡る戦闘が行われている。カブールは、
北部同盟により完全に支配されている。首都の安全は、3千人の警察
官により保障されている。

タリバンの精神的指導者モハンマド・オマル師は、ある情報によれ
ば、南都を離れた。彼は、パキスタン領土に隠れた。
昨晩、カタールの「アル・ジャジーラ」テレビのカブールのオフィ
スが爆撃された。その結果、同社は、カブール支局の通信員との連
絡を失った。

○「同盟」、タリバン処刑
13.11.2001, 19:44
アフガニスタンの西側観察者は、マザリ・シャリフにおいて、
「北部同盟」が600人のタリバンを処刑したことを確認している。

本日、駐アフガニスタン国連代表ステファニー・ブンカーは、
「北部同盟」軍によるマザリ・シャリフ奪取時から、市内で約600
人が処刑されたと伝えた。
ステファニー・ブンカーの言葉によれば、本日だけで、100人以上
のタリバンの若者が殺された。国連の監視者は、この情報が複数の
情報源から確認されたと表明した。

損傷から判断して、明らかにマザリ・シャリフを巡る戦闘で死んだ
のではない計600体以上の死体が発見されたという。ステファニー
・ブンカーの言葉によれば、マザリ・シャリフにおいて、「北部同
盟」は、大量処刑を行っている。

また、国際連合の監視者の情報によれば、処刑及び略奪の事例は、
反タリバン軍により奪取された他の居住区でも認められた。

○「同盟」、ジャララバード奪取
13.11.2001, 18:37
Война.руによれば、本日、「北部同盟」は、ジャララバード
を支配下に置いた。
CBSラジオによれば、反タリバン連合軍は、本日、アフガニスタン
の戦略的に重要な都市の1つ、ジャララバードを支配下に置いた。

ジャララバードは、その周辺にテロリストの多数の訓練基地が存在
することで知られる。

昨晩、「北部同盟」は、カブールとジャララバードを結ぶ道路のほ
ぼ50km地点をタリバンから奪取し、今、反タリバン連合による市の
奪取に関する情報が入った。

この情報は、CBSを除き、他の通信社によりまだ確認されていないが
、CBSは、ジャララバードの奪取について、アフガニスタン筋から
知ったという。
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北部同盟爆走中     属国民 
★<北部同盟>指導者が権力独占か 「元国王帰国は一市民として」
  【イスラマバード澤田克己】アフガニスタン・反タリバン連合
(北部同盟)指導者のラバニ前大統領は13日、カタールのアラビ
ア語衛星テレビ「アルジャジーラ」に対し、「(イタリア亡命中の
ザヒル・シャー元国王は)帰国できるが一市民としてだ」と述べた。
この発言は、首都カブールを掌握した北部同盟による権力独占を目
指したものといえそうだ。
 北部同盟のカブール制圧後、前大統領が暫定政権の枠組みに言及
したのは初めて。前大統領は、14日にカブール入りすることも明
らかにした。
 米国や国連はこれまで、暫定政権の中心になりうる人物として元
国王を重視し、元国王と北部同盟が協力するよう後押ししてきた。
この背景には、少数民族主導の北部同盟だけで安定政権を作るのは
不可能だという判断がある。元国王の影響力はかなり低下している
ものの、多数派パシュトゥン人まで含めた全国民をまとめる象徴に
なりうる人物は元国王以外に見あたらないとみられているからだ。
 前大統領の発言は、暫定政権協議で、より有利な位置を占めよう
とする駆け引きの一環との見方もある。しかし、北部同盟内の有力
者、ドスタム将軍もカブール掌握後、毎日新聞の衛星電話での取材
に対して「(暫定政権は)タリバンが権力を握る以前と同様の形に
なる」と言明。北部同盟による権力独占を狙っていることを示唆し
ている。
 北部同盟が本当に元国王排除に動いた場合、米国やパキスタンと
の緊張が高まることは確実だ。さらに、パシュトゥン人が強く反発
することも目に見えている。安定政権が実現しなければ、もともと
は内戦での敵対勢力だった北部同盟内各派の反目も強まり、ラバニ
政権時代の泥沼の内戦への逆戻りが懸念される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011114-00001029-mai-int

  呉越同舟という表現がありますが、反タリバンという一点で結束
していた面々も、そろそろ同じ船から降りる時期に来ているようで
すね。
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燃料気化爆弾使用 属国民   2001/11/07 00:21 
   
 ★アフガンに最大級爆弾投下 
 【ワシントン6日=長谷川由紀】6日付の米紙ニューヨーク・タ
イムズは、米軍が4日から、アフガニスタン北部で1万5000ポ
ンド(7トン級)の大型爆弾BLU―82の投下を始めたと報じた。 
 BLU―82は米軍が所有する最大級の燃料気化爆弾。洞穴や地
下トンネルに潜行しつつあるタリバン部隊を攻撃、威嚇する狙いが
あるとみられる。米NBCテレビによると、すでに2発が投下され
たという。 
 この爆弾は1970年にベトナム戦争で初めて使われた。80年
代半ばごろから空軍特殊部隊の特殊作戦に使用されるようになり、
湾岸戦争では、地雷原の地雷処理とイラク軍の威嚇のため、11発
投下されたことが確認されている。 
http://www.yomiuri.co.jp/05/20011106it13.htm 

燃料気化爆弾を威嚇のためだけに使うとは思えませんが、ABC兵器
以外は総動員という感じになって行くのでしょうか・・・(汗) 
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インターナショナル鍋社会 YS   2001/11/07 12:41 
   
 ★イラク攻撃は回避されたようです。 
それを前提にフランス、ドイツが派遣を決めたようですね。 

仏、すでに2000人を投入 アフガン攻撃 
http://www.asahi.com/international/update/1107/005.html 

対イラク攻撃を否定 米長官、戦闘長期化を示唆 
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=FKI&PG=STORY&NGID=AITN&NWID=A3100700 
★それにしてもこういう発言は、日本からは出てこないのかな。 
胡錦涛副主席、シラク大統領と会談 
http://j.people.ne.jp/2001/11/07/jp20011107_11070.html 

現在の国際情勢について胡副主席は「複雑で変化の激しい国際情勢
の下では国際協力が不可欠」との認識を示したうえで、「中国と欧
州、中国とフランスは大きな国際問題で同じような認識に立ち、幅
広い共通の利益がある。われわれは世界の多極化を主張し、文化の
多様性を維持するよう願っている。中国は戦略的かつ長期的観点か
らフランスとの関係をとらえている。多極化、グローバル化、テロ
対策、国際犯罪など国際的かつ戦略的問題でフランスとの協力を強
化していきたい」と述べた。 

★Fさんの見解と異なるかもしれませんが、私は対中関係に感情論
は控えるべきだと思います。この点ではウェルチの見解に賛成です。 
しかし彼の語る経済システムそのものには、修正の余地ありでしょ
う。重ねて言いますが、これからは多様性が重視されるべきだと思
います。 
その中で「日本」にこだわればいいのです。 

ウェルチと語る経営戦略 
http://www.nikkei.co.jp/hensei/ngmf2001/1106.html 

中国をパートナーと見よ 
 ――世界中の企業が製造拠点を続々と中国にシフトしている。 
 「中国は25年後に間違いなく、すさまじいフォース(力)を持っ
た超大国になる。膨大な人口や資源に加え、何百万人もの能力の高
い人材を抱えている。すべてのビジネスにとって、魅力的な市場だ
。ただ、中国とつき合うには単に製品を売るための巨大な市場とと
らえるだけでなく、現地企業との合弁や提携など、ともにビジネス
を育てるパートナーとしての位置付けを忘れてはならない」 

 「中国はまもなく世界貿易機関(WTO)に加盟する。保護主義
法案を出すなど中国を敵対視するのではなく、中国を世界経済にう
まく組み込むことを考えるべきだ。パートナーとなる国が増えれば
増えるほど、世界は安定すると信じている。事実、アフガニスタン
は経済システムに組み込まれていないではないか」  


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