713−1.アルゼンチンのその後



アルゼンチンのデフォルトを見よう。   Fより

とうとうアルゼンチン国債(外債)がデフォルトになる。これと同
じ現象が起きる事はないが、日本国債もその発行が続くと、国債の
暴落が起きることになる。暴落とは、金利の上昇ですから、今まで
買った国債の値下がりになる。国債は、買うときに利率分を差し引
いて、買うためですが、値下げしないと売れないことになる。

また、長期金利が上昇するため、景気後退期、景気最悪時に金利上
昇となる。デフレでありながら、金利が高い。このため、だれも
融資を受けたがらない。国債発行金利を高くするため、銀行は国債
を買う。このような状態になるのです。

アルゼンチンの外債のデフォルトですから、その外債の発行諸国に
説明するため、デラルア大統領が欧州、米国に行く。これは、アル
ゼンチン外債の金利が高かったため、その金利に目が行って、買っ
た人たちがいたため、このようなことになる。
日本の皆様、外債(国債)でも信用してはいけないのですよ。
日本の円暴落が起きるため、外債ブームになるはずですが、エスニ
ック外債は金利が高いが、注意が必要です。気をつけてください。
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ついに第二幕へ YS   2001/11/06 14:49 
   
■アルゼンチン、数日以内に事実上のデフォルトに=WTO次期事
務局長 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011106-00058083-reu-bus_all 
[クアラルンプール 6日 ロイター] 世界貿易機関(WTO)
のスパチャイ次期事務局長は、アルゼンチンが数日以内に、事実上
のデフォルト(債務不履行)に陥る、と述べ、その影響が広範囲に
広がる危険性があり、特にアジアでは香港とシンガポールが打撃を
受ける可能性がある、と指摘した。 
 同次期事務局長は、経済会合の合間に記者団に対し、「アルゼン
チンが向こう数日以内に事実上のデフォルトを発表するとみている
」と述べたが、具体的に何を予想しているかなど、詳細には言及し
なかった。 
 アルゼンチン政府は5日に、公的債務の半分近くに相当する国内
債権者向け600億ドルについてのスワップ(借り換え)を発表し
ている。 
 同次期事務局長は、「米経済との関連や情報技術(IT)産業の
低迷により、この危機から一部で影響がある」とし、さらに、「特
に香港とシンガポール市場では悪影響がより大きく出る」との見方
を示した。(ロイター) 
[11月6日14時33分更新] 

■エマージング(新興)国別債権保有状況(単位:百万米ドル、2000
年12月末現在) 
http://www.nikko-am.co.jp/invest/column/b_number/images/pic_010731_1_up.gif 
http://www.nikko-am.co.jp/invest/column/b_number/010731_1.html 
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アルゼンチン YS   2001/11/07 11:08 
   
真っ先に合うのが、ニューヨークの財界人ですか。 
日本よりはセンスあるかもしれませんね。 
キッシンジャーさんは出席しない方がいいでしょうね。 
いたら大げんかになるかもしれません。 
英、仏、スペインも訪問した方がいい気もしますが。。。 
やはりまだ英には行きにくいのかな。 
それにしても間に合うのかなあ?? 

■アルゼンチン大統領、10日間に米・独・ポルトガルを相次ぎ訪問へ 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011107-00058174-reu-int 
[ブエノスアイレス 6日 ロイター] アルゼンチンのデラルア
大統領は、向こう10日間に米国やドイツ、ポルトガルを相次いで
訪問する。大統領官邸が公表した暫定的な日程表で明らかになった。 
同国は、景気低迷が4年目に突入しているほか、高金利のため、
投資家の間では1320億ドルの債務の一部が不履行(デフォルト
)となり、史上最大規模のソブリン債デフォルトにつながるのでは
ないか、との懸念が浮上している。 
日程表によれば、デラルア大統領は、8日にブエノスアイレスを出
発し、9日にニューヨークで財界人や国連関係者らと会談、10日
には国連のアナン事務総長と、11日にはブッシュ米大統領と会談
する。 
さらに、12日に帰国した同大統領は、翌日ベルリンに向けて再び
出発する予定となっている。(ロイター) 
[11月7日10時44分更新] 

■アルゼンチンの北西部ラリオハ州が、債務支払い不能と宣言 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011107-00058169-reu-bus_all 
[ブエノスアイレス 6日 ロイター] アルゼンチン北西部のラ
リオハ州が債務支払い不能になったと宣言し、公務員への給与支払
いが不可能なことから社会不安が生じる可能性がある、と懸念を表
明した。同州は、野党主導の政府が運営する小規模な貧困州。 
 同州は、アルゼンチン23州の大半の州や首都と同様、政府の交
付金に大きく依存している。ただ他州と異なり、同州では州債を発
行していない。 
 同州政府のカルロス・チャポン代表は、ロイター通信に対し、「
事実上、債務支払いが不能となった。州の債務のため、公務員への
給与支払い方法を見出せない状況だ」と語った。(ロイター)
[11月7日9時52分更新] 


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