712−1.テロと戦争に関する個人的見解



テロと戦争に関する個人的見解
【真珠湾攻撃とニューヨークテロ】ryouma@野村です。この記事も
10月26日のものです。さて、【デー・オブ・ディシート】と言
う本があります。これは、京都大学の中西輝政氏が多分日本に最初
に紹介した本だと思うますが、ロバート・スティネットという人が
書いています。私が知ったときは未だ日本語訳はでていませんでし
た。現在 どこかの出版社から日本語訳がでているか?分かりませ
ん。このスティネット氏が書いた、欺きの日、欺瞞の日という本の
内容なんですが、これは、今まで真珠湾の攻撃はルーズベルトの陰
謀であるというふうなうわさが流れていました。この本は今まで
うわさとして言われていた、日本軍の動きがすべて筒抜けになって
いたということを、五百九十五点に上るアメリカの政府の文書を使
うことによって証明している本です。第二次世界大戦のときの様々
な機密情報がアメリカの情報自由法によって、五十年、六十年を経
て今ようやく大量に公開されつつあります。氏は十数年をかけまし
てこの本を書きました。スティネット氏のプロフィールは、前の大
統領、ジョージ・ブッシュ大統領が海軍の軍人だったとき、第二次
世界大戦のときに、ジョージ・ブッシュ中尉のもとで働いていた海
軍の軍人です。また、百回ほども戦闘功労勲章を受けたという人で
すが、戦後はジャーナリストとなり世界の戦争の専門家として大変
な権威です。氏は八四年にジャーナリストから引退して、第二次世
界大戦に集中をし、アメリカの情報自由法をフルに使って情報をと
ってこの本を書いた訳です。この本のすごさというのは、第二次世
界大戦のときの日本軍の暗号であるとか電報が全部解読されたなど
ということにとどまらず、アメリカは一九四〇年九月の段階で対日
開戦促進計画というものを作成していたと言う事です。一九四〇年
九月といいますと、真珠湾の攻撃よりも一年以上も前の事です。

ーここは ポイント です。ー
これは海軍情報部のアーサー・マコーラムという人物が中心になっ
てつくりました八項目にわたる対日開戦促進計画です。八項目は例
えばこのようになっております。イギリスの太平洋諸国における軍
事基地、特にシンガポールの軍事基地をアメリカが使えるようにす
る。例えば第二段階は、オランダがインドネシアに持っている軍事
基地をアメリカが使えるようにする。このようにしますと、日本は
当然軍事的な脅威を感じるわけです。アメリカは八段階にわたって
、どのようにすれば日本をいら立たせることができるか、怒らせる
ことができるか、追い詰めることができるか、どのようにすれば
日本が追い詰められて無謀な戦争に走っていくであろうかというこ
とを研究して、八つの段階におけるこの戦略というものをつくりま
した。

八項目にわたる戦略を読みますと、日本人としては全身の血が逆流
するような思いにならずにいられません。アメリカの読みどおりに
日本は反応し、怒り、追い詰められ、いら立ち、あの無謀な戦争へ
と走っていった訳です。今回 のニューヨークテロの背景は実は
これと同じだと私は考えています、湾岸戦争後のイラクへの空爆
それに三年前のアフガニスタンへの巡航ミサイルでの攻撃・・・
ニューヨークテロをアメリカは本当に警戒して防ごうとしていたと
は私は考えていません。さて、ここで過去ログを思い出して欲しい
わけです。連想してストーリーを組み上げてください。そして私が
創価学会や立正佼成会を中核とする日蓮系と戦う理由も上記と同じ
でもあるのです。日蓮系の相手の頭が八つに割れてきちがいになる
!と言う教義を立証する為の戦略を考え、被害者が体験した事を考
えると 人として全身の血が逆流するような思いにならずにいられ
ません。  ここで 考えなければならないのは 権威や権力という
ものが何を考え 何を行う ものなのか?と言う事です。  私は 
アフガニスタンの空爆の下で暗い目をした子供を『大丈夫だよ!』
と言って強く抱きしめてあげたい・・・・・こうした背景から日本
が考えうるオペレーションは4つあります。あなたが、パズルを組
み上げて考えてください。そして行動を決めるのです。ではでは
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平和の白いリボンをひろげよう!
ryouma@野村です。テロの被害者らに哀悼の意とテロと反戦の意思
表示の【戦争非協力宣言 平和の白いリボンをつけよう】
 http://www.ne.jp/asahi/kei/ko/ribon.htm 
平和の白いリボン(二つをおわけします。これはご自身が一つ、も
う一つはあなたの大切な人に話しをしながらつけてあげてください
)の環を広げていきましょう。アメリカ・コーネル大学の学生たち
から始まった「白いリボン」をつける運動は、神奈川県の藤沢市か
ら全国に広がりつつあります。私達はこの運動を広げ、集まったカ
ンパを『ペシャワール会』を通じて、本当に必要な人々と場所に有
効な支援を送りたいと思っています。不幸な事件を悼みながら、そ
れをただ悲しむのではなく、ましてや報復するのでもなく、平和の
礎としていくことこそ、多くの人々の死を無駄にしないことなので
はないでしょうか?広島・長崎の死者に私達が誓った、『過ちは繰
り返しませんから』の想いを今こそ思い起こすべきだと思います。
平和の白いリボンをつけた人々が町にあふれたとき、平和は訪れま
す。日本に、アメリカに、アフガニスタンに、世界の全ての街に・
・・
ーペシャワール会についてー
ペシャワール会 http://www1m.mesh.ne.jp/%7Epeshawar/p-news.html
孤立するアフガンで診療所を建て、井戸を掘るペシャワール会は
1984年より現地活動を開始し現在パキスタン・アフガニスタン
に1病院と10診療所を設立して年間20万人の患者診療を行って
います。加えて2000年夏より戦乱についで今世紀最悪の干ばつ
に見舞われるアフガニスタンの村々で約600か所の水源(井戸、
カレーズ)確保作業を継続しています。これを日本では4000人
のペシャワール会会員が支えています。上記ペシャワール会はアフ
ガニスタン国内で新たな難民を作らない為の、大規模な食糧支援「
カブール飢餓対策」を開始した。難民として国外に脱出することも
出来ず、国内にとどまるよりない人々は数百万人いるといわれ、厳
しい冬を控えて、飢餓の不安が広がっているという。カブール市内
だけでも、飢餓に直面している人々は10万人と 言われている。
厳冬期にこれから入りー20℃の厳しい環境のなか10人の1家族
が、冬の3ヶ月しのぐための費用は約6千円という。自衛隊派兵に
つきパキスタンの人民支援の為にパキスタン製のテントをパキスタ
ン現地ではなく、数倍の金額で日本で買う(利ざやを稼いでいるの
は輸入元の日本人)という日本政府に実効ある支援は出来ない。

平和の白いリボン(二つをおわけします。これはご自身が一つ もう
一つはあなたの大切な人に話しをしながらつけてあげてください)
 のカンパはこのペシャワール会に送られます。現地代表を務める中
村哲医師の公演予定です。
●「飢餓と戦火のアフガニスタン」 中村哲医師 
東京講演会  日時:11月17日(土)18時より(開場17:30)
会場: 社会文化会館大ホール (会場変更なし)   
永田町駅(営団地下鉄半蔵門線・有楽町線)下車徒歩5分  
 千代田区永田町1−8−1 、Tel 03−3592−7531 
参加費: 1,000円 事前申込の必要ありません。
直接、会場の方へお越し下さい 
 主催:  「飢餓と戦火のアフガニスタン」中村哲医師東京講演会 
実行委員会 協力:
ペシャワール会 http://www1m.mesh.ne.jp/%7Epeshawar/p-news.html
連絡先:労働者住民医療機関連絡会議(労住医連)
                  TEL 03-3636-2371 FAX 03-3636-2372             
NPO法人東京労働安全衛生センター(東京安全センター)           
      TEL 03-3683-9765   
全国に広げよう平和の白いリボンの掛け声に東京にもグループが生
まれました。平和の白いリボン行動・東京グループです。連絡先 
橋本 090−8687−4746  先週の金曜日から都内で街頭
カンパの呼びかけを行いはじめています。皆様のご協力宜しくお願
いいたします。また、東京グループではリボン作成を手伝ってくれ
る方、一緒にカンパ集めをしていただける方もお待ち申し上げてい
ます。他にも そうした活動を都内地元で行いたい、全国でこの平
和の 白いリボンに関心のある方がお気楽に連絡ください。
  ではでは
http://www.j-kaientai.com/ryouma/
ryouma@mint.ocn.ne.jp (現在使用不可) 
nomutin@mail.goo.ne.jp (使用可) 


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