こんにちは。 以前、デノミネーションについて教えてもらった者です。 デノミネーションを詳しく説明してもらってありがとうございまし た。今度は別の質問があるのですが、今日学校で地理の時間に、 NHKであった環境対策のビデオを見ました。 内容はドイツの風力発電についてだったのですが、それを見ていて 1つ思ったことがありました。 これから風力・水力などの自然を利用した発電が増えていくと、石 油を使う量も当然減り、それと同時に輸入する量も減っていくと思 うのですが、そうなると、原油の産出で成り立っている中東などの 国々はこれからどうなっていくのでしょうか? 教えてください。 (もし前に同じような内容のコラムがあったらすみません) yoshihiro ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (Tのコメント) 現時点では、風力・太陽光発電では総エネルギーの数%を賄えるか どうかです。それと、自動車・飛行機などの内燃機関が水素の燃料 電池化するのにも、30年はかかる可能性がある。 このように、今すぐの問題ではないと認識してください。 そして、石油はプラスチックの原料、コールタールの原料としては 今後も必要であるから、全然必要がなくなるということはない。 最も、今のように大量な石油を消費することはなくなるので、石油 の寿命は伸びることになり、非産油国の日本としてもいいことでは ないかと思う。しかし、生産量が少ないため、値段は高くなるでし ょうね。これはショウガナイ。 石油自体は、まだここ数年消費量が増加すると思われている。それ は、中国の経済発展が急速であり、中国の消費の伸びが大きく、 先進諸国の消費を減らしても、それ以上の伸びが予想できるためで す。 もし、風力発電と、水素火力発電、太陽光発電が需要のほとんどを 賄えることができて、石油がいらなくなったら、中東は世界の紛争 地域から開放される可能性が高いし、この地域に根強くあるイスラ ム原理主義では、経済発展もできないでしょうから、世界の皆が見 向きもしなくなるでしょうね。世界の平和にはいいかもしれないが。 サウジアラビアやアラブ首長国連邦、カタールなどは人口のほとん どが他の中東からの出稼ぎですから、その人たちが故郷に帰り、 また砂漠だけの地になるでしょうね。一部の採算性のいい原油は掘 りつづけると思うが。