戦争拡大の懸念が出てきている。この理由を考察しよう。Ｆより 米国から戦争拡大の方向として、イラク、シリア、フィリピンの地 域紛争など多くの発言が米国高官から出てくる。しかし、このよう なことをすると、どうなるか、このコラムでは、考察したので過去 の記事を読んで頂けばいいが、黙示録の世界になる。 そして、そうであるからこそ、戦争をするというキリスト教原理主 義者が多いのも米国中西部なのです。その基盤からブッシュ大統領 は出てきたので、最後の審判を米国が行うとして、ブッシュはそれ を目指しているようにも感じるのであるが。 そのブシュ親子がバチカンに飛んで、ローマ法王説得に行くのです から、これは身構える必要を感じますね。 それに反応して、インドネシアのメガワディ、中国やフランス、ロ シアが協議をし始めたようだ。今後の米国はパウエル国務長官の外 交重視でいくのか、イラク、シリア攻撃を主張する強硬派が主導権 を取るのか、米国政権の権力闘争が世界の今後を決めると思う。 このコラムとしてはパウエルさんガンバレと声援を送る。しかし、 米国孤立主義者が政権の主導権を握る可能性は高いと見ている。 動向はいかにですね！！！ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ブッシュ親父 ＹＳ ブッシュ親父がなにやら不振な動きをしているようですな。 イタリアでヨハネ・パウロ２世と会っていたようです。 Ｔさん、黙示録との関連で何かありませんか？ ■(10/11)同時テロの犠牲者らに祈り・バチカンでローマ法王 http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt10/20011011df1i075111.html 【ミラノ11日＝小林明】「神よ人々の心から悪意と憎しみを根絶 し、世界を和解、平和へと導きたまえ」。ローマ法王ヨハネ・パウ ロ２世は11日、ローマ法王庁（バチカン）で１カ月前に米国で起き た同時テロの犠牲者らに祈りを捧げた。 法王は司教とともに黙とうをしながら、「非人間的なテロ攻撃か ら１カ月が経過し、罪のない多数の犠牲者に神のご加護があること を祈りたい」と強調。演説はイスラム教徒との結束も呼び掛けるた めアラビア語でも行われた。 法王は４日、ブッシュ元米大統領と会談した際、テロ発生１カ月 後に米国民とともにバチカンも祈りを捧げるとの意向を表明してい た。 Pope Urges Prayers for World Peace http://dailynews.yahoo.com/h/nm/20011010/wl/attack_pope_dc_1.html Bush Sr. Meets With Pope in Italy http://dailynews.yahoo.com/h/ap/20011004/wl/italy_bush_senior_2.html ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ Re:不謹慎発言に不快感を覚えます。 ＹＳ 2001/10/09 22:32 きりぎりす様 受け取り方によっては、誤解を招くことがあると実感しました。 以後気を付けます。 ただし、僕は、ブッシュ政権に対して痛烈な批判の意味で皮肉って 書いています。 ブッシュ政権内では、同時テロ直後からまじめにイラク攻撃が議論 されています。 日本の報道ではあまり目立っていませんが、 数少ない中から何度もその記事を紹介してきました。決して憶測で はありません。 「気に入らないから、関与があろうがなかろうが、一緒にこうげき してしまえ」と本気で論じているわけです。 今日ＭＬに入れた原稿の一部を再度下に入れます。 僕は、これこそが彼等の本当の目的だと思っています。 そして、これによって最悪の場合、第三次世界大戦に発展すると思 っています。小泉さんは、派兵対象を特定するべきです。 仮にイラクを攻撃した場合、国際世論が一気に反米に傾く可能性が あります。 以下抜粋 ■米仏の駆け引き イラクもついでにやっちゃえ？ ９月２０日付けニューヨーク・タイムス紙は、報復攻撃をめぐ りブッシュ政権内部で、イラクにも大規模な武力行使を主張する 強硬派と、前段階での外交戦略を重視する穏健派との間で「最初 のハイレベルの対立」が生じていると報じた。 「なぜイラク？」と考えるのが普通であるが、突如として浮上 した「イラクもついでにやっちゃえ」にアメリカの本音が見え隠 れしている。強硬派の中心は、ウルフォウィッツ国防副長官とチ ェイニー副大統領の首席補佐官ルイス・リビー氏である。 ウォルフォウィッツ副長官の主張は「今回のテロとの関連があ ってもなくても、イラクはテロ支援国家。これを機に攻撃すべき だ」との論理に基づいている。ワシントンの保守系政治組織の一 部も、イラク攻撃を要望するロビー活動を始めた。なんとも恐ろ しい国である。 この強硬派に対してパウエル国務長官は「同盟国とよく協議す るなど外交努力の重要性を訴え、軍事行動は国際法に基づかない とならない」と真っ向から対立している。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ Touchy issue 杉作 Mail 2001/10/10 07:00 I agree with you "YS"san. Former CIA directer Stanfield also said on FOXNEWS that America shouldn't extend war against Iraq. It's almost the same opinion as you "YS"san. Let me get this straight. During the civil war in Chechen, Putin joins hands with Iran. I guess most of the people in Chechen are Sunite and Iranian people are Shiite Muslim. So it looked like he tried to divide Muslim between them for countering terrorism. Anyway, I'm sure that Russia and Iran are allies. On that presumption, if the U.S. invades Iraq which America lists as a nation supporting terrorists, Iran which is also listed as a state supporting terror by the U.S. will condemn America more and it could lead to raise anti-American sentiments in Russia. The bottom line is whether you should put priority on peaceful life without terror in the U.S. or world peace averting another world war. I think it's the touchiest issue in the human history. I feel like crying out loud "Somebody, do something!!" like a character in a cartoon. (Kidding aside) But if the U.S. goes on appealing more ad more counter-terrorism to the rest of the world, it won't lead to a war against Islamic world which accounts for about 16-17% in the world population. (And Muslim live all over the world. So a war against Muslim means a war against the world.) Or else I think the U.S. should gain more support from Russia before it would move on to Iraq. Or should get Russia to pursuade Iran out of putting pressure on the U.S. Anyway, all I can do is wait and see the situation on FOXNEWS channel. And "YS"san wrote below, >マードックに気を付けましょうね。僕も時々彼を見失うことがあり ます。 But I like to know what's wrong with Murdoch. "Sugisaku" ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ シュレーダー首相緊急訪米 ＹＳ 2001/10/10 09:17 シュレーダー首相の突然の訪米。これも米のイラク攻撃に関連して いるでしょうね。 非常に危険な状況です。日本政府も冷静に対処した方がいい。 ■独首相が急きょ訪米 作戦参加を協議か http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MYZ&PG=STORY&NGID=AMAN&NWID=A0150910 【ベルリン９日共同】ドイツのシュレーダー首相は９日、米英の アフガニスタン攻撃を受けた情勢協議のため、急きょ訪米の途に就 いた。ドイツ首相府によると、ワシントンでブッシュ米大統領、ニ ューヨークでアナン国連事務総長と会談し、１０日に帰国する。首相 は出発に先立ち、ベルリンの空港で記者団に「早期空中警戒機（ＡＷ ＡＣＳ）や艦船の派遣以上の貢献」について米大統領と協議する と述べ、ドイツ連邦軍の作戦参加問題が首脳会談の主要議題になる との認識を示した。ドイツ国内では、要人逮捕や人質救出などの作戦 遂行能力を持つドイツ連邦軍特殊部隊（ＫＳＫ）の出動を米側が要請 するとの観測も出ている。ドイツ連邦軍は９日現在、北大西洋条約 機構（ＮＡＴＯ）所属のＡＷＡＣＳ部隊や地中海で行動中の艦船が 米英軍のアフガニスタン攻撃を側面支援しているだけで、攻撃作戦 には直接参加していない。 （了） ■軍事攻撃拡大の可能性を示唆する米国の発言に当惑＝国連事務総長 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011010-00054780-reu-int ［国連 ９日 ロイター］ 国連のアナン事務総長は、軍事攻撃 をアフガニスタン以外の国に拡大する権利を保持するとした米国政 府の発言について、当惑していると述べた。 同時に、同事務総長は、記者団に対し、対米テロ攻撃に関与したグ ループを追跡するための軍事行動の初期段階にある米国が、すべて の選択肢をオープンにしていることは理解できる、と述べた。 （ロイター） [10月10日8時15分更新] ■最新ニュースはこちらで http://dailynews.yahoo.com/fc/world/Iraq/ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ Re:イラク ＹＳ 2001/10/11 02:12 ブレア首相もアメリカによるイラク攻撃を止めようとしているよう です。日本もイラク攻撃回避に向けて早くアクションを起こして欲 しいですね。そろそろ署名運動でも始めようかな。 (10/10)英首相、将来の攻撃対象拡大を示唆・当面はアフガンに限定 http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt10/20011010diii186010.html 【バーレーン10日＝加藤秀央】英国のブレア首相は10日、アラビ ア半島南東端のオマーンを訪れ、カブース国王と会談した。首相は 記者団に対し、テロ組織の温床となる国は将来、米英の軍事作戦の 対象になる可能性があると述べた。これに関し首相同行筋は同日、 「米同時テロにイラクが関与した証拠は持っていない」と述べ、現 段階でイラクを攻撃することはないと明言した。首相の発言は長期 的に攻撃対象が広がっていく可能性に言及したもので、当面は攻撃 をアフガン国内に限定する立場を示したものだ。 オマーン政府側によると、首相は会談でカブース国王にアフガン への軍事作戦の理由を説明して理解を求めたほか、中東和平やイラ ク問題について意見を交わしたという。ブレア首相は同日、同国で 大規模な演習を展開中の英軍部隊を激励に訪れ、「国土防衛だけが 軍の任務ではなく、守るべきは自由」と述べ、米同時テロの結果軍 隊の役割が大きく変化したとの認識を示した。 一方、10日付のアラビア語紙シャルクルアウサトは、ロンドンに 本拠をおくイスラム原理主義団体「アルムハジロン」が、ブレア首 相の暗殺を容認したと報道。ロンドン警視庁はこの情報について調 査していることを明らかにした。 ■Blair Says No Wider War Without Discussion http://dailynews.yahoo.com/h/nm/20011010/wl/attack_britain_iraq_dc_2.html ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ イラクへの軍事行動にも含み ブッシュ大統領 2001.10.12 Web posted at: 11:47 AM JST (0247 GMT) ワシントン―ブッシュ米大統領は１１日、ホワイトハウスでの記者 会見で、イラクのフセイン大統領を強く非難し、テロに対する戦争 の一環として、イラクへの軍事行動にも含みを残した。 ブッシュ大統領は、フセイン大統領について、「大量破壊兵器を開 発しており、邪悪な人物だ」と名指しで非難し、「テロ組織を保護 する国家も裁く」などと明言した。 ブッシュ大統領は、同時多発テロ直後から、テロ組織のほか、「テ ロ支援国家」も敵とみなすと断言している。しかし、同時多発テロ へのイラクの関与については明確な証拠がなく、イラクへの軍事行 動については、アフガニスタンへの軍事行動を支持している諸国か らも強い懸念が示されている。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ シリアも？ うみ 米国務副長官がシリア攻撃を示唆 2001 年 10月 12日 ----------------------------------------------------------- 【ワシントン１１日＝貞広貴志】米国務省のアーミテージ副長官は １１日、記者団に対し「シリアは（対テロの）国際包囲網の一部と はみなせない」と語り、アフガニスタン・タリバン政権への攻撃が 一段落した段階で、シリアを攻撃対象とする可能性を示唆した。 アーミテージ副長官は、「われわれは次なる攻撃を、米国と同盟国 の利害を傷つけようとする者に集中する」と前置きした上で、テロ 撲滅に向けたシリアの協力に不満を表明、「今こそシリアの目を開 かせる好機だ」と語った。 米政府は、当面の攻撃目標をテロ組織「アル・カーイダ」とタリバ ンに定める方針を打ち出しているが、政権内には問題の抜本解決に はイラクやシリアへの早期戦線拡大が必要との意見も出ている。