678−1.アフガン戦争の行方



アフガン戦争の動向を追いかけよう。  Fより
とうとう、ウズベキに米国はコンバット・レスキュー部隊を配置し
た。やっと、特殊部隊の戦闘開始ができるようである。もし特殊部
隊を投入するなら、必ず、このコンバット・レスキュー部隊を配置
する必要がある。いままでは、この部隊が配置されていなかった。

米陸軍の第10山岳師団の兵員約1000人がウズベクに空路入った。
北部同盟で情報機関の要員が活動していたが、衛星からの写真で、
ゲリラの訓練キャンプなどの確定は終えたようだ。特殊部隊中心の
戦闘になるのでしょうね。大掛かりな軍隊が行動することはないと
思う。そして、ビンラディンとアルカイダの活動拠点を破壊するだ
けで、今回の戦争は終わりたいですね。

しかし、戦争は、アフガンだけではなく、米国本土、欧州や日本な
ども、報復のテロを受ける可能性がある。もし、ラディンがイラク
にいると、世界的なネットワークは存続しているでしょうから、
そのネットワークで活動ができる。このため、米国はイラクをも叩
くという。
どうも、北朝鮮ではなく、イラクに世界へのネットを築いたのでし
ょうか。しかし、イラクとの戦いはイスラム社会全体を敵にする可
能性がある。ジハードにしたら、大変なことになる。イスラエル対
アラブの戦いに変質して、第3次世界大戦になる。もし、そうなる
と、ロシアや中国は米国支持から反米に転換してしまう。

非常に危険である。私は、米国のイラク攻撃は反対である。タリバ
ン攻撃はショウガナイと反テロの戦いと思っていたが、イラクとな
ると非対称戦ではなくなり、米国の陸軍が大量に投入でき、陸軍の
面子が立つためにする戦争になる。勿論、テロ支援国という正義の
証を立てるが、イランはイラク支援に動くでしょうから、ロシアも
反米になる可能性が出てくる。これは黙示録の世界に入ることにな
るのです。

そして、喜んで日本も中東に行くことになる。これは必要ではある
が、日本が中東に行くことを、ヨハネの黙示禄は予言している。
これは失われたユダヤの十部族の出現という意味もあると言う。
今後のコラムでこの意味も明らかにする。

日本でもテロの危険性があるため、用心に越したことはないので、
霞ヶ関の官庁街や米国大使館には、近づかない方がいいと思う。
そして、10月20日前後はデズニーランドやユニバーサル・スタ
ジオにも行かないほうがいいかもしれない。
==============================
報復すれば100%の確率で新たなテロ  名無しA   
報復すれば100%の確率で新たなテロ 米情報機関 
2001.10. 6 
Web posted at: 5:45 AM JST (2045 GMT) 

ワシントン(CNN) 連邦捜査局(FBI)など複数の米情報機
関の担当者が、中枢同時テロの報復を行った場合、「100%の確
率で米国に対する新たな攻撃がある」と関係連邦議員に警告してい
たことが明らかになった。ワシントン・ポスト紙が5日付で伝えた。

上院情報特別委員会に在籍する議員の要求で、2日にFBI、中央
情報局(CIA)、国防情報庁(DIA)の3情報機関が、上下両
院の情報特別委員会の議員に非公開の背景説明を行った。 

英国、ドイツ、アフガニスタン、パキスタンから得られた機密情報
だという。新たなテロは、ウサマ・ビンラディン氏に関係するエジ
プト、ソマリア、パキスタンの組織が起こす可能性があるという。
担当者は、「情報は非常に現実的」と説明したという。ただ、米国
の報復攻撃をけん制する陽動情報の可能性もある。 

アシュクロフト司法長官は最近、農薬の空中散布機や自動車爆弾を
使った「さらなる攻撃があり得る」と警告した。しかし、メディア
が同長官の警告を過剰に扱ったこともあって司法省関係者は警告の
言葉遣いを弱める配慮をしている。現在、米政府ではどのような
警告を国民に出すべきか具体的に検討中だという。 

米国に対する新たな攻撃は、ワシントンの政府機関やアミューズメ
ント施設など「米国の力と文化」を象徴するものが対象になる可能
性がある。また、米政府は天然ガスのパイプラインや発電施設など
への攻撃も想定している。 

情報機関の議員への説明では、米国内には1000人から2000
人の規模でイスラム原理主義運動に好意的な人物がいるという。
ただ、同時テロの19人の実行犯とのつながりは発見されていない。 

上院情報特別委員会のシェルビー前委員長によると、世界貿易セン
タービルが1993年と今回の2回、攻撃対象となったようにビン
ラディン氏の組織は同じ施設を繰り返し標的にする行動パターンが
ある。98年のケニアとタンザニアでの米大使館爆破事件にしても
、初めは94年の段階で模索されていたものだという。 
==============================
ウズベクに山岳部隊 名無しA   2001/10/06 08:07 
New   
 米、対アフガン作戦へウズベクに山岳部隊 
 【モスクワ5日=石川陽平】ラムズフェルド米国防長官、ブレア
英首相は5日、アフガニスタンと国境を接するウズベキスタン、パキ
スタンをそれぞれ訪れ、米同時テロに対抗する軍事作戦への協力を
求めた。米国防長官の同行筋によると、米陸軍の第10山岳師団の兵
員約1000人がウズベクに空路で移動中。アフガンへの特殊部隊投入
も含めた米英主導の作戦開始に向けた動きが加速してきた。 
 旧ソ連・中央アジア地域に米軍が本格展開するのは初めて。ウズ
ベクはアフガンと約140キロにわたり国境を接し、1979年に始まった
旧ソ連のアフガン侵攻でも前線基地になった。ウズベクは旧ソ連・
中央アジア諸国の中で最も親米路線を取っており、米国がアフガン
で軍事行動を開始する際の拠点として早くから取りざたされていた
。米国はアフガンでの軍事行動で特殊部隊だけでなく地上部隊の投
入も検討しているもよう。冬季の戦闘も想定し、山岳部での戦闘訓
練を受けている山岳師団の配備は、特殊部隊の支援と地上戦の両方
をにらんだ作戦行動の一環とみられる。 
==============================
米国務省が発表したテロ組織新リスト
●米国務省が発表したテロ組織新リスト(★はアルカイダと関係が
あるとみられる組織)
(1)アブ・ニダル機構(ANO、中東・西欧など)
(2)★アブ・サヤフ(フィリピン)
(3)★武装イスラム集団(GIA、アルジェリア)
(4)オウム真理教(日本)
(5)バスク祖国と自由(ETA、スペイン)
(6)★イスラム集団(エジプト)
(7)ハマス(イスラム抵抗運動、パレスチナ)
(8)★ハラカト・ムジャヒディン(HUM、パキスタン)
(9)ヒズボラ(神の党、レバノン)
(10)★イスラム運動ウズベキスタン(IMU、ウズベキスタン)
(11)★ジハード団(エジプト)
(12)カハネ・ハイ(Kach、イスラエルなど)
(13)クルド労働者党(PKK、トルコなど)
(14)タミル・イーラム解放のトラ(LTTE、スリランカ)
(15)ムジャヒディン・ハルク(MEK、イラン・イラク)
(16)民族解放軍(ELN、コロンビア)
(17)パレスチナ・イスラム聖戦(PIJ、パレスチナ)
(18)パレスチナ解放戦線(PLF、パレスチナ)
(19)パレスチナ解放人民戦線(PFLP、パレスチナ)
(20)パレスチナ解放人民戦線総司令部派(PFLPGC、
        パレスチナ)
(21)アルカイダ(中東、アジアなど)
(22)真のIRA(英国・北アイルランド)
(23)コロンビア革命武装勢力(FARC、コロンビア)
(24)革命中軸(旧革命人民闘争、ギリシャ)
(25)11月17日革命機構(ギリシャ)
(26)革命人民解放党戦線(DHKP−C、トルコ)
(27)センデロ・ルミノソ(輝く道、ペルー)
(28)コロンビア自警軍連合(AUC、コロンビア)
(14:54) 


コラム目次に戻る
トップページに戻る