675−2.歴史に残る「ショー・ザ・フラッグ」



YS/2001.10.05
     歴史に残る「ショー・ザ・フラッグ」
これは歴史に残る出来事かと「ショー・ザ・フラッグ」に関わる
日経、朝日、読売、産経、毎日の記事をすべて買ってしまいまし
た。

ドド〜〜ンと「日章旗」まで飛躍させたのは産経さんだけでした
が、どういうわけか産経WEBにはべーカーさんの記事は23時
20分時点で掲載されていないようです。

当然べーカー発言に隠されたアメリカ側の意図も考えなければな
りませんが、とりあえず日本の政治及びメディアの「面目丸つぶ
れ事件」として歴史にその名を残すでしょう。

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■時事ー自衛隊派遣まで想定せず=
「ショー・ザ・フラッグ」の解釈に“異論”−駐日米大使
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011005-00000326-jij-pol

 ベーカー駐日米大使は5日、日本記者クラブでの講演で、アー
ミテージ国務副長官が同時多発テロ事件に関する日本の対米支援
について「ショー・ザ・フラッグ」と述べたことについて「これ
は英語の慣用句。『旗幟(きし)鮮明にせよ』ということを意味
したのではないか。自衛隊派遣まで考えてなかったと思う」との
見方を示した。
 アーミテージ氏の発言は柳井俊二駐米大使と会談した際に述べ
られたもので、日本国内では一般的に「日の丸を見せてほしい」
と訳され、米側が自衛隊による後方支援を非公式に打診したと受
け止められた。 (時事通信)[10月5日19時9分更新]

■読売ー「ショー・ザ・フラッグ」は「旗幟を鮮明に」の意味
http://www.yomiuri.co.jp/01/20011005ia24.htm

■朝日ー「『旗』は自衛隊派遣ではなかった」米駐日大使が講演
http://www.asahi.com/politics/update/1005/009.html

■毎日ー10月05日 19:51
米大使:日本の法整備「満足」 アフガンへ人道的支援を期待
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20011006k0000m010058000c.html

■日経ー米駐日大使:ラディン氏関与は決定的
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20011005CIII065505.html
(ショー・ザ・フラッグには触れず)

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■2001.09.21(産経)
「新法」を追う テロ対応 自衛隊の派遣決断
/踏み出した「見える支援」
http://www.sankei.co.jp/databox/paper/0109/21/paper/today/politics/21pol001.htm
以下抜粋

[2]米の要請
≪「同盟崩壊」に危機感≫
 政府が対米支援策を打ち出す前日の十八日夕、防衛庁幹部は記
者団を前に熱弁をふるった。「みんな米国のことを分かっていな
い。『米国からどんな要請があるか』という視点で記事を書いて
いるが、米国は何も言ってこない。そして日本が同盟国として信
頼できるかどうかをみている」
 野上義二事務次官ら外務省幹部の間には、テロ発生直後から
「米軍を支援しなければ日米同盟は崩壊する」(幹部)との危機感
が広がっていた。防衛庁内で強かった周辺事態法の拡大適用や地
理的制限をはずす法改正も検討したが、同法が日米安保条約に基
づくものであるために「国会答弁がもたない」との意見が大勢だ
った。
 「新法か。しかし、成立させられるのか」。揺れる外務省上層
部に覚悟を決めさせたのは、米国の対日政策の中心的存在である
アーミテージ国務副長官の「ショー・ザ・フラッグ(日章旗を見せ
てほしい)」という発言。十六日午後、休日返上で登庁した野上次
官は新法検討に向けた調整に入った。
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(Fのコメント)
これは、中国からの要請を米国が受けて、米国も変化したように感
じる。ロックフェラーが江沢民と会談をした際、米国が日本軍国主
義復活を助けていると指摘されたためで、米国としても、中国との
友好関係は今は非常に大事で、もし、中国がタリバン支援をすると
、大きな世界戦争になる可能性がある。また、北朝鮮の行動を自制
するように圧力を掛けてもらいたいために、米国は中国と今、ケン
カできない。この視点が不足している。


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