658−2.読者の声



件名:エシュロンと日本。  
山岡さん、
私は数年前に日本にもこの組織に入らないかと誘いがあったのを断
ったと言う事を聞いた記憶がありますが,私の聞き違いでしょうか
? 渡辺。
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Kenzo Yamaoka様へ

エシュロンの存在がプライバシーを侵害していると言いたいようで
すが、プライバシーといえども公共の福祉のために制限されてしか
るべきではないでしょうか?
まあ、それほど心配であれば、暗号を使うことをおすすめします。

うみ
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件名:民度の低い日本人。  

愚民Cさんの渡辺発言の非難的メッセージに対して、
私の発言がこのコラムの或る人々を傷つけたかも知れぬと思いつき
ました。渡辺は日本人を愚民集団と呼ぶが、「そう言うお前も日本
人ではないか?偉そうに言うな」と言われた様に受取りましたが,
私の誤解でしょうか?実は日本の古来から伝わるこの思想が私は
日本の民度を発展させる障害になって居ると思います。「自分でも
出来ないことは人様の前では言う権利は無い」と言う日本の伝統的
良俗に対して私は反発します。私には出来ない事が沢山御座います
。其れを発言するには決心が要ります。自分でそれが出来なくても
若し其れが自分の住む社会には必要な事があるなら、誰でも勇気を
持って発言する事は価値のあることだと信じます。そしてその達成
に努力するのです。このコラムに投稿する方々は皆さん優秀な方々
です。特に山岡Kenzoさんの御発言は私の言いたい事を見事に書き
述べて戴き、心から感謝して居ります。 渡辺。 
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件名:コンクリートの事故  
山陽新幹線トンネルなどのコンクリート破片落下事故やマンション
のベランダ落下事故、などコンクリート危機、が報道されてから、
もうだいぶ経つが、
・構造物リニューアルセミナー:「コンクリートの耐久性と調査」
と題する講演会を聴いてきた。
1.基調講演
「コンクリート構造物の早期劣化について」 東大名誉教授
                          小林 一輔
2.「コンクリート構造物の劣化調査事例とビデオによるひび割れ
  検出」     大成基礎設計(株)技術部長 船引 増雄
3.「コンクリート構造物の非破壊調査方法とその事例」
           アレック技建(株) 開発部長 須藤 佳一

コンクリートの事故には、塩害や 中性化、路面凍結剤ほか さまざ
まな原因が考えられるが、なんといっても、海砂の塩分が最大の原
因のようである。
東日本では、山砂を使うため比較的に事故が少ないが、関西・中国
地方では、山砂が少ないので 海砂に頼る場合が多い。
仕様書では、塩分を完全に洗い流してから使うよう、指示してある
が、監督が行き届かず、中途半端な洗いでコンクリートが打たれて
いるようです。
塩分が、コンクリートの中の鉄筋を錆びさせる。東日本では、全く
心配ないかというと、必ずしも そうと言いきれるわけではないが、
現状では、圧倒的に 西日本に事故が多い。
応急処置で、一応 カバーしているものの、今後 きめ細かいメンテ
ナンスが必要。−−トンネル、鉄道、橋、ダム、港湾、などなど、
、、、、コンクリートは、半永久的構造物ではない。
ということが、明治以来 百数十年 経って、ようやく分かってきた。
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Kenzo Yamaoka
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件名:ホテル競争  
国内ホテルの殆どが、赤字経営を強いられている昨今、外資系有力
ホテルが、続々と 日本へ上陸してきている。
1.マンダリン・オリエンタルH
日本橋室町・三井新館、、、、地下4・地上41F、延べ4万坪、
h:194m 設計:シーザー・ペリ、日本設計 着工:2002年10月
設計手法としては、重要文化財に指定されている 「三井本館」を
保存するため「重文特別型特定街区制度」という、我が国初の手法
により、本館部分を、公開空地 あつかいにし、新築部分の建物容
積を割り増し高層化し、事業計画を 有利に導いている。
従来、日本橋周辺には ホテル、とりわけ高級ホテルが無かったが、
世界的にも屈指の「マンダリン・オリエンタルホテル」 の進出に
より日本橋界隈の様相が、変わってゆくことが 予想される。
一方、日比谷では、
2.ペニンシュラーH 旧日活ビル・旧日活ホテルがあった場所、
現・日比谷パークビル の建替えが決まり、、、、三菱地所が高層
ホテルを建て、またまた世界的に有名な 「ペニンシュラーホテル」
が、入居することに決まった。

第一ホテルは倒産するし、小泉内閣のかかげる、構造改革・不良債
権処理と共に、外資系ホテルの進出により、日本のホテル業界は 
益々、苦しい時代に突入するようです。
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Kenzo Yamaoka

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